テキサスリグ
テキサスリグで使われるのがバレットシンカーと呼ばれるもの。重さのバリエーションが多いのでなるべくたくさん用意しておこう。ビーズは好みの形状のもので構わない |
テキサスリグにセットされたストレートワーム。バレットシンカーが障害物をすり抜けてくれるので障害物回りでも使いやすい |
ストラクチャーの周囲では、他のルアーにはできないような奥までソフトルアーを投げ入れることができるし、フラットな場所で使えばフックに自由度があるジグヘッドリグのような使い方もできる。基本的に底をゆっくり引いてくるだけでよいが、かけ下がっている岩盤をごろごろと転がしてみたり、カケアガリでボトムバンピングさせたりと様々なシーンで使うことができる。
なお、このリグではバレットシンカーを3~28g程度とたくさんの種類を使うので、なるべく幅広く用意してほしい。また、このリグでは大型のソフトルアーと重いバレットシンカーを使うことが多いため、ベイトタックルでの使用が基本となる。さらにストラクチャー回りを攻めるときは太目のラインが必要になるので、ラインも16lb以上のものを用意しておきたい。
■オススメソフトルアー:ストレートワーム、グラブ、パドルテール、クロウ
サウスキャロライナリグ
キャロライナリグはこのようにテキサスリグの下にスイベル(より戻し)を取り付けてリーダーを足して使う |
こちらがセットした状態の全体像。画像では分かりやすいようリーダーを短くしているが、実際にはシーンに応じて長めにとるのが基本 |
スプリットショットでは不可能な重い中通しのシンカーが扱えるため、ヘビーなリグになってもブラックバスがバイトしたときにほとんど抵抗を与えないというメリットがある。深さがある場所や、大きなソフトルアーでスローに釣りたいときなどに役立ってくれる。魚の活性が低いときに特に効果的なので、この機会に覚えておいてほしいリグだ。
■オススメソフトルアー:ストレートワーム、グラブ、クロウ
楽しさ溢れるソフトルアーの釣り
ガイドはソフトルアーを購入するとすぐにケースに小分けしてしまっている。こうしておくとフィールドでパッケージを開けることもないのでゴミは出ない |
釣りをしていてルアーに掛かってきた根ガカリで捨てられたと思えるラインゴミ。分かりづらいが先端にはソフトルアーが付いていた。こういうことにならないよう太目のラインで楽しみたい |
比較的釣果が得やすいことからも、アングラーに人気の釣りとなっている。しかし、一方で根ガカリで湖底に捨てられたソフトルアーによる環境汚染や、釣り人が残すパッケージによるゴミ問題などから、この釣りを問題視する傾向があるのは事実だ。実際に芦ノ湖、河口湖などではソフトルアーが禁止されており、今後も釣り人による被害が多くなれば、これにならうフィールドも増えてゆくだろう。
われわれとしては、釣り場にゴミを残さない、根ガカリでロストしないよう太目のラインで釣るなど、できると思えることは全部やるぐらいの気構えが必要だ。ガイドが良く行くフィールドでも実際に湖底に残されたソフトルアーのリグが目立つようになっている。こんな楽しい釣りがいつまでもできるようアングラー全員で気をつけてゆきたい。
次回はいよいよフィールドに行きます! おかっぱり編その1をお楽しみに!
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