学費・教育費/教育資金の貯め方

教育資金の貯めワザ<積立>(2ページ目)

教育資金を貯める基本は積立です。まずは積立に向く商品について整理してみましょう。

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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2. 給与振込口座からの自動振替

■自動積立定期(銀行)
普通預金口座から毎月一定額を自動的に積み立てる預金。積み立てるのはスーパー定期か期日指定定期で、積立額は1万円以上1万円単位(金融機関によって違います)。積立日を給料日またはその翌日にしておけば、確実に貯められます。

■自動積立定額貯金・自動積立定期貯金(ゆうちょ銀行)
定額貯金は半年たてばいつでも引き出し可能で、最長10年まで置くことができます。定期貯金は積立期間の種類がいくつかあり、満期後に引き出しができます。積立額は1000円から1000円単位。ボーナス月に積立額を割り増しして設定することもできます。

■こども保険・学資保険(保険会社)
満期時に満期保険金が受け取れる他、商品にもよっては入学時期に祝金がおりるタイプも。契約者である親に万一のときは以後の保険料が免除。現在は予定利率と呼ばれる運用利率が最低水準のためほとんどの商品が有利とはいえません。払い込んだ金額と受け取れる金額の累計を計算して、納得して加入することが大事です。

■MRF・公社債投信積立(証券会社)
MMFは安全性の高い公社債で運用されるローリスクの投資信託。いつでも手数料無しで換金できるのが魅力。公社債投信はローリスクの投資信託。主として国債や地方債など安全性の高い公社債で運用されます。換金時には所定の手数料がかかるため、短期解約は不利になる可能性も。
一部の証券会社で積立投資もできます。積立はいずれも5000円程度から(一部1000円から可能な証券会社も)。

■株式投資積立(証券会社)
国内外の株式投信を毎月一定額づつ購入する形の積立投資。株式投信などリスクのあるものは、たとえば3万円積立てるときの1万円までにするなどしてリスクコントロールを。
証券会社によっては、一部1000円から組み合わせられるところもあるので、1万円を公社債投信積立と株式投信積立で組み合わせることもできそう。

3. 集金してもらう

■定期積金(信金・信組・JA)
満期と目標額を決めて積立ができます。集金に来てくれるので、赤ちゃんがいて外出がままならない時期は助かります。中には、積み立ての金額に応じて懸賞権がついたり、各地の特産物などがもらえたりするオマケが付いているところも。

*自分で管理する方法については、別コラムで紹介します。
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