「ぶっちゃけ平日は女性が余っちゃってます」
百聞は一見にしかず。同日、9時前、さっそく店を覗いてみると、いるわ、いるわ、界隈のサラリーマンと思しきグループと盛り上がっている女性たちと、男性会員の来店を待っている10人ほどの女性たち。年の頃は30前後が中心か、手前のテーブル席はちょっとオシャレした私服姿の女性たちですでに満杯だ。
この「ちょっとオシャレした」ってのが「お見合いではなく自然に出会いたい感」が見て取れて、いかにも。奥のソファ席。男女3人づつで盛り上がるのは、「みなさん20代後半のOLさんです。初めて来られた方たちですね(前同)」という一行。すぐ近くには、「こちらの方たちも初めて。30代前半。先日、テレビで婚活バーとして取り上げていただいたのを見て来ていただいたキャリアの方です(前同)」という女性2人とカジュアル系の男性2人。サイドのカウンターでは、スタイルのいいイベコン風の女性が一回り上と思しきオジサンと肩を並べていらっしゃる。
「週末は男女の割合が半々。が、ぶっちゃけ平日は女性が余っちゃってます。今日は新規で20人の方からいらしたんですが、男女比率を考えて半分は別日に再来店していただくことに。まあ、嬉しい悲鳴なんですが(笑)」」(前同)
しかもちょっとした攻略法があるようで「焦らず、ひとりの女性とじっくり話すことですね。例えその場で引かれ合わなくても後日、友達を誘って店の外で会われるパターンが多いみたいですから。しかもウチで出会って近々、婚約されるカップルもいるみたいですよ」(前同)
やはり狙いは平日、それも開店すぐの7・8時か。そしてひとりの女性としっぽり……って、でも、これだけ選び放題だと正直、ちょっと目移りしちゃいますね。