細かな使い勝手がよい

そのほかにも、初心者にやさしいつくり込みがされています。

まず、以前のモデルからあるズーム機能。フォントを大きくするのではない、文字通りのズーム機能で、キーボードからワンタッチで拡大できます。高齢者はもちろん、リビングで使う際にも重宝します。

高齢者にやさしいズーム機能

ウィンドウをズームしたところ。指定した部分に虫メガネのアイコンがあらわれ、拡大される(画像クリックで拡大)


リモコンは太すぎず細すぎず、ちょうど良いサイズ。他社製品では、リモコンの「電源」ボタンを押すと、「シャットダウン」(電源オフ)ではなく「スタンバイ」(作業状態が保存され、メモリへの電源供給は続いている)に移行するのがふつう。しかしDESKPOWERでは、ボタンを押した後に、どちらかを選択できるようになっており丁寧です。

Windows 7の機能を活用したタッチ式操作は、富士通は他社よりも力を入れています。ただ、標準では、ボタン類のサイズは大きくなっていません。タッチ式操作を利用する際には、操作しやすいよう、設定を変更することをオススメします。


性能面などはどうか

性能面では、ノートパソコン向けのCPUである Core 2 Duo P8700(2.53GHzx2)を搭載。実際の使用では十分なものです。ぜいたくを言えば、他社の同価格帯製品と比べると、ややパワー不足の感もありますが。

ゲーム用グラフィックス機能は低いが、他は申し分がない(Windows エクスペリエンス・インデックス)

Windows エクスペリエンス・インデックスによるベンチマーク。ゲーム用グラフィックス機能は低いが、他は申し分がない(画像クリックで拡大)


HDDは1TB、メモリは標準で4GB。もっとも、OS(基本ソフト)は32ビット版のWindows 7 Home Premiumですので、実際に使用できるメモリ空間は約3.5GB分となります。

テレビ機能は、地上/BS/CSのデジタル3波に対応。ダブル録画に対応しているので、見たい番組が2つ重なっても同時に録画できます。

わずかな難点として指摘しておきたいのが、デジタル放送受信用のB-CASカードのカバーが取り外し式なこと。うっかりなくしてしまわないよう、改善してほしいところです。標準で4GB搭載し、実質増設の必要がないメモリが、背面のカバーを取り外すことで簡単にアクセスことと比較しても、少し残念な点です。


家庭での利用に最適

全体に、F/E90Dはよくつくり込まれており、Fシリーズの順当な進化形といえます。

回転させやすいデザインなどは、リビングやダイニングに置き、家族で使うというシーンに適していると言えるでしょう。

>>FMV-DESKPOWER F/E90D FMVFE90DW(価格.com商品ページへ)


【関連サイト】
富士通:FMV-DESKPOWER F



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