ベットに寝転がりながらささやきトーク

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写真は『kasanara(カサハラ)』の全景。奥に望むダイニングテーブルとオープンキッチンによりまるで、セレブな自宅に招かれたかのよう

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写真上/妖艶なジャグジー付きバスダブ。写真下/ラグジュアリーなべットと、訪れる誰もが思わず覗いてしまう叶姉妹の写真集
今、夜遊びを取り巻くソファー席には大きなふたつの流れがある。ひとつは、背が低く奥行きがあり、くつろぎを重視したソファベッド・タイプ。もうひとつは、人がすっぽり隠れるほど背が高い死角効果を狙ったソファである。ころが、それらを凌駕するくつろぎを提案するのが西麻布『kasanara(カサハラ)』 のラブ・ソファ。それはもう、ソファならぬベッドそのものだ。

同店は、元は一流ホテルのコックをしていたオーナが「レストランの堅苦しさ」が嫌でスタートさせた。同時に「本格的なフレンチや和食を自分のスタイルで味わって欲しい」とも。あまつさえ、聞き慣れたフレーズではあるが、内装を見ればオーナーの本気度が伝わってくる。

ベッド・シートを配置する最大の目的は、下世話な好奇心や下心を超越し、より開放的なレベルを目指して遊びの意識を進化させることにある。従って、下世話なハプニング・バーとは異なり、アミューズメント性よりココロの開放、行動よりサプライズを重視している。
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写真のローソファーの他、深紅でアダルトな対面ソファー席も用意されている
なんだがややこしくなってしまったが、つまり、ジェットコースターやお化け屋敷を前にした高揚感を演出するためである。

ベッド、バスタブ、妖艶なアンティークランプ等々、ともすれば下心が全開になりがちなアイテムが用意されているが本格的なフレンチや和食を提供し、加えて内装は決して嫌みにならぬようあくまで外資系ホテルのスウィートルームのような趣きから離れるよう止めている。