男の夜遊び/男の夜遊び指南

「会員制」が夜遊びを変える-part.04-(2ページ目)

会員制の醍醐味は"自分だけの店"という優越感。ここ麻布十番『ザ ホテル ジュウバン』は、泊まる目的ででなくホテルの名を持つラグジュアリーな夜遊び実験室。ついつい誰かに教えたくなる夜遊びスポットなのだ!

大脇 克浩

執筆者:大脇 克浩

男の夜遊びガイド


遊び慣れた大人だけが享受できる
真夜中のプライベート空間

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写真は会員でなくとも利用できるラウンジ。豪華な素材をシンプルに使い、エレガントに仕上がっている
当然のことながら、『THE HOTEL JUBAN(ザ ホテル ジュウバン)』を高級カラオケ店と断じてしまうのは早計に過ぎる。そう、店名にある"ホテル"が、名門ホテルよろしく"遊び慣れた大人だけが享受できる社交場"を意味することは、一度でも訪れたことがある人なら先刻ご承知のはずだ。

麻布十番駅から歩いて一分とかからないロケーション。重厚な漆黒の扉の前に立つと、内側から扉が開き「お待ちしておりました」と支配人。贅沢なロビーはホテルの顔。ロービーが広いと、心が開放されるようで、これから案内される部屋への不安より、贅沢な時間が待っているという期待感の方が強くなるから不思議だ。


すべてのソファーが艶度を加速させるベッドタイプ

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(写真上)結婚式の2次会など、各種イベントに使えそうなパーティールーム。(写真下)合コン時は上階の客室が最適
フロントを背にして、向かいにはオーセンティックなカウンターバー。その奥にはゆったりとしたラウンジスペース。さらに奥には30人は入れそうなパーティールームがある。

バーラウンジは、今宵集まるメンバーを待つには最適な空間。通い慣れた雑居ビルのカラオケ店と比べると実に感動的だ。たかが600円のラーメンに行列したり、ただ歌うだけの箱に入るために狭いソファーで待つなんてサイテー……でしょ!?

上階には2人から楽しめる個室が5つ。特筆すべきは、すべてのソファーがベッドタイプとなっており、上で胡座をかいたり、ゴロンと横になったりしながらカラオケや映画を楽しめるということ。アルコールが入った体を休めれる場があるということが、こんなに気持ちいいものだと、同店で改めて認識させられた。
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