2/2 東京夜ふたり　歌舞伎町夜遊びツアー [男の夜遊び] All About

ゴールデン街でミニライブに遭遇

昔は都会のバラックといったイメージだが、近頃はガラス張りで内観が見える店が増えるなど、オシャレな街へと変わりつつある。

午前3時、ほろ酔い気分の2人は店を後にする。
さて、ここで僕が"オトコの夜遊び"に「茶茶花」を選んだ理由がお分かりでようか。場所は歌舞伎町。そう、ラブホテル街がすぐそこ。彼女をタクシーに無理矢理押し込む……なんて煩わしさなく、酔いも冷めぬうちに気づけばラブホテルの入り口。オトコにとって、なんと都合の良いロケーションでしょう。

まだ彼女がそんな雰囲気じゃないなら、2件目は隣接したゴールデン街へ。週末ともなれば、ほとんどのバーが朝まで営業している。新宿の夜はこれからなのだ。

誰もが抱いている"都会のバラック"といったイメージ。作家・内藤陳さんの店「深夜＋1」などの文壇バーを覗くのもいいが、ゴールデン街と聞いて、まだ行ったことのない人は、敷居の高さを感じるのも事実でしょう。実際、一見さんお断りの店もあり、常連客ばかりでコミュニティーを形成しているバーも多い。

入り口にある"EVERYDAY I HAVE A BLUES"のロゴが目印。一歩入ると、まるで80年代にタイムスリップしたかのよう。

そんなときに入りたいお店が「SLOW HAND」。エリック・クラプトンのニックネームからから名付けられた、音楽好きが集まるこのお店。以前は音楽家として活動していたマスター・マーヒー石川さんが、その豊富な音楽の知識と人生経験で彼女を楽しませてくれる。60～80年代のロックが流れ、大型モニターではマスター秘蔵のPVで盛り上がる。運が良ければ、マスターの音楽仲間との弾き語りミニライブに遭遇することも。

そろそろ話題も尽きた2人。しっとり飲むのもいいが、マスターと3人で盛り上がれば2人の距離も縮まるというもの。若い学生たちが大挙してやってくる居酒屋では、こうは事は進まない。空いている日が多いなんて書いたら、失礼なんだけど（笑）。

「SLOW HAND」店舗紹介

●ホームページ:SLOW HAND
●住所:新宿区歌舞伎町1-1-9(Yahoo地図)
●TEL:03-5285-0205
●OPEN:8:00～午前4:00 (年中無休)
●チャージ：男性1000円　
●ボトルキープ:
・焼酎3,000円から　
・ウォッカ4,000円　
・霧島3,000円　
・アーリータイムス5,000円
●ワンショット：
・ビール(中)500円　
・コロナビール500円から700円　
・生酒700円
●つまみ:
・ピーナッツほか500円　
・焼きソバ700円　
・ナポリタン800円など
●ライブ:無料(開催日はTELにてお問い合わせ下さい)

ゲイタウンにノンケ・カップルが迷い込む

フードも充実している同店。現役の女子プロレスラーが内緒(!?)でバイトしてたりするから驚き。上のロゴを目印にお店を探してみて。

そろそろ明るくなってきた。まだ彼女との距離を感じたら、ダメ押しとばかりに新宿二丁目へ。ここがゲイの聖地だということは知っている人も多いと思うが、彼女を口説きたいノンケ(ゲイではない男性)で賑わっていることは、あまり知られてない。

女性お断りの店もあるが、カップル、レズ、ゲイなど様々な人たちが集まるゲイバー「R&B」へ。麗香さんと葉千子さんの2人のママが切り盛りするこのお店は、、青色の間接照明が深海を思わせるオシャレな雰囲気で、初めてでも入りやすい。ママが同性「!?」の強みを活かして勝手に盛り上げてくれるのがゲイバーの魅力。軽快な下ネタギリギリアウト(!?)なトークで、口説きたい彼女を後押ししてくれる。

始発が動き出す頃には、開いている店を探すの苦労するが、客がいる限りは営業するのが2丁目のスタイル。料金は3000円もあれば充分楽しめるだろう。
意中の彼女を口説くのに効果テキメン、夜遊びのヘビーローテーションに救世主となることでしょう。この街が眠らないワケ、わかります、わかります！