ラブホテルをまるごと
ジャンクに改装した裏新宿ヒルズ

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韓流ブームで沸き立つ大久保のディープなエリアに位置する『ゲトー』。周辺では今でも当然、安めのラブホテルが多く営業している
去る6月某日、またしても大久保エリアに取材へ行ってきた。と言っても、前回よろしく「犬鍋」ではなく、目的はさらに夜遊びを感じさせる『the ghetto(ザ・ゲトー)』。

外装は全面、タグ(自分の芸名)やクルー(グループ名)をデフォルメしたレター(タグやクルーをアルファベットや漢字で書くこと)やキャラ(キャラクター)などの"ヤバンな芸術"グラフィティーで埋め尽くされ、中身はバーやショップ、それにギャラリーやスケボーの屋内ラインなどで構成された、築40年以上経つラブホテルを1軒まるごとジャンクに改装した裏新宿ヒルズ(!?)だ。

ゲトー』は裏原宿ならぬ裏新宿と呼ばれる百人町に位置する。かつて、腕っ節だけが取り柄のような男たちや一山いくらの激安外国人娼婦たちで溢れかえっていた、古くからのラブホテル街でもあるこのエリアは、少しでも怪しげな行動をとろうものなら即刻つまみ出されかねない緊張感があった。

しかし、先の東京都浄化作戦に伴いそれらも何処へやら、娼婦たちがメインであったラブホテルの経営不振が囁かれた一昨年頃、『ゲトー』を筆頭にライブハウス『ネイキッド ロフト』等々、ヤンキー直撃世代が小躍りするようなアイデアがふんだんに散りばめられた夜遊びアジトが続々とオープンしているのだ。