anoyoのパーティーはピースフル
フリースタイル・フロアーの風景。夜の出会いは3割り増し(!?)の法則があるとはいえ、なぜかanoyoのパーティーは可愛いコが多い! |
クロークに荷物を預けて、すかさずバーでビールをグビリ。そしていよいよフロアーへ! 過去、日本のポップ・ミュージック界を常にリードしてきた近田春夫のプロジェクト「RICE」や最近ではロンドンのDJCASS&SLIDEが世界各地でプレイの選曲に起用するなど海外からも注目を集めている「OMB」ことDaisuke Yamagishiがライブを行ったanoyoのパーティー。
今回の「PRISM」はフリースタイル・フロアーとanoyoサロンの2フロアーあり、プログレッシブ・ハウス、サイケデリック・トランス、ドラムンベース、ブレイクビーツなど、まさにフリースタイル! フリースタイル・フロアーではDJ Tsuyoshiを始め、現在第一線で活躍する数々のDJに多大な影響を及ぼしたことで有名なARTMANの3時間のダンスセットが木霊。普段では聴けないロングセットで、70年代後半から現在に至るまでの膨大な音楽経験から繰り出される珠玉のフリースタイル・ストーリーを創り出していた。
さらにanoyoサロンでは、DJ BANZARのプロジェクト・USCUSが最近ではヒプノタイトで幻想的なダンストラックでラストを飾るレギュラーのポジションで活躍していたが、ほぼ全曲新曲のダウンビートのライブセットを披露。ピースフルな大人のトランス好きが集まり、BPM120~140くらいのゆったりとした速さで流れる音がフロアーを包み込む。
ボクがフロアーで踊っていると、胸のあたりに帽子を被ったオッサン(失礼!)の視線…って思ったら出番を終えたばかりのDJ光さん! 着ていたTシャツに目が止まったらしく、「それスペシャルーツのノベリティTシャツだよね~」「デザイナーの友達からの貰いモノですよ~」なんて会話をしながら、しばらく2人でユラユラ。
東高円寺のクラブ「グラスルーツ」でレジデントを勤める光さんは、どうやら日本のアンダーグラウンドシーンを伝えるフリーペーパー・スペシャルーツとも関わりが深いらしく、「もう30歳超えてるからこのくらいゆっくりなリズムがちょうどいいんだよね~」なんてオッサン2人で意気投合(笑)。他にもいろいろしゃべったんだけど、2人ともかなり酔っていて正直よく覚えていません(笑)。こうしてアーティストを身近に感じられるのもanoyoのパーティーの魅力でしょう。
また、the collective art conscious festivalの精神はクラブスペースでも受け継がれていて、パーティーに空間演出に優れたラウンジ・クラブ、青山LUXGを選ぶなど、anoyoのオーガナイズセンスが光る。富士山麓で行われるオープンエア・パーティーに向けて、新たな大人の夜遊びを提供すべく、ゆったりアルコールに酔える空間とピースフルな雰囲気が最高の、まさに「大人のトランス」パーティーだった。
オープンエア・パーティー「(PRISM)the collective art conscious festival in 富士」 の詳細もアップ予定なので、楽しみしていて下さいね。それでは、みなさん富士山で会いましょう!
「PRISM」パーティー・インフォメーション
■PRISM sessions vol.1■2.11(sat)2006
■open/start: 23:00 finish: 6:00am
■fee: \3,800
■at: LUXG 東京都港区南青山3-8-40青山センタービル1F/B1F(Yahoo地図)
■free style floor DJ:
・ARTMAN (Qooki Records) -Exclusive 3 Hour Dance Set-
・光 (Blasthead)
・UKIASHI (anoyo)
■anoyo saloon DJ:
・USCUS (anoyo) -Downbeat Live set-
・山頂瞑想茶屋 (Lighthouse)
・Matsunami (Tri-Bute)
・Supernova (anoyo)
■More Information:anoyo
・info@anoyo.net
・03-3770-3141
■anoyo Spring Open Air
■「PRISM」 the collective art conscious festival in 富士
■April 29th (sat) - April 30th (sun)
■More Information: Coming Soon!!
・anoyo
・info@anoyo.net
・03-3770-3141
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