黒澤映画 1962年～1993年作
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| 1962年度作品『椿三十郎』DVD発売中 ￥３，９９０（税込）発売・販売元：東宝 |
（1962年／上映時間：96min／出演：三船敏郎、仲代達矢、小林桂樹）
・『用心棒』の続編で、９人の若侍たちとお家騒動の黒幕との戦いを描きます。有名な血しぶき殺陣のラストシーンは有名。
『天国と地獄』
（1963年／上映時間：143min／出演：三船敏郎、仲代達矢、香川京子）
・自社株を買い占め大金を集めた男の子供が誘拐されます。そして誘拐犯と捜査陣の行き詰る駆け引きを見事に描いたサスペンス。
『赤ひげ』
（1965年／上映時間：185min／出演：三船敏郎、加山雄三、山崎努）
・金持ちからは多額の治療費を、弱者は無償で看る「赤ひげ」と呼ばれた医師の姿と彼に感化される若い医師の成長をオムニバス風にみせるヒューマンドラマ。
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| 1970年度作品『どですかでん』DVD発売中 ￥３，９９０（税込）発売・販売元：東宝 |
（1970年／上映時間：140min／出演：頭師佳孝、菅井きん、伴淳三郎）
・黒澤映画初のカラー作品。市井の人々の姿を８つのエピソードで描きます。電車狂の六ちゃんを中心に、ある夫婦のスワッピング、放浪者の親子の話など……。黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹の「四騎の会」作品第１弾！
『デルス・ウザーラ』
（1975年／ソ連映画／上映時間：141min／出演：ユーリー・サローミン）
・シベリアのウズリ地方に、地質調査のための探検隊が自然の中、たった独りで猟を営む男デルス・ウザーラと出会います。自然との共生を描いた「シベリア調査隊の冒険期」を原作とした作品。
『影武者』
（1980年／上映時間：179min／出演：仲代達矢、山崎努、隆大介）
・武田信玄の死によって影武者にさせられた男の悲劇を描きます。カンヌ国際映画際パルム・ドール受賞作品。
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| 1985年度作品『乱』 |
（1985年／上映時間：162min／出演：仲代達矢、寺尾聰、隆大介）
・シェイクスピアの「リア王」を毛利３兄弟の物語に脚色してみせる戦国絵巻。武将が３人の息子たちに裏切られ発狂する悲劇。
『夢』
（1990年／上映時間：120min／出演：寺尾聰、倍賞美津子、原田美枝子）
・黒澤監督自身の「夢」を８つのオムニバスでみせます。戦争に対する想いや幼年期の思い出を映し出します。マーティン・スコセッシが画家のゴッホ役で登場。
『八月の狂詩曲（ラプソディー）』
（1991年／上映時間：97min／出演：村瀬幸子、吉岡秀隆、リチャード・ギア）
・長崎のおばあちゃんのもとへ遊びに来た孫たちは、原爆の傷後を残す長崎を知り、戦争の悲惨さを学ぶのです。
『まあだだよ』
（1993年／上映時間：134min／出演：松村達雄、香川京子、所ジョージ）
・黒澤監督の遺作となった本作は、随筆家・内田百聞と教え子たちの交流を描いたホットな一篇。
こうして振り返ってみると秀作揃いですね。ガイドの独断でベスト10（製作年度順）を選ぶと『羅生門』、『生きる』、『七人の侍』、『蜘蛛巣城』、『悪い奴ほどよく眠る』、『用心棒』、『椿三十郎』、『天国と地獄』、『赤ひげ』、『デルス・ウザーラ』という結果です。みなさんはいかがですか？
