『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』を観ました
下り最速の伝説。
『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』(2005)[Initial D]アジア全5カ国<香港・中国・台湾・シンガポール・マレーシア>にて初登場1位を達成!Jayことジェイ・チョウの吸引力はものすごいらしい。日本はエンドロールが終わるまで席を立たない人も多いが、香港などは、本編が終わればとっとと席をたち始め最後まで観る人はいない。だから劇場側も最後までながさず、切りあげる。そして次の上映までの時間を短縮しているようだ。が、この『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』は席を立たない現象が―それはエンディングに流れるジェイ・チョウの新曲でバラード「All The Way North/一路向北』に聞き入っているのだ。南はこれではじめてジェイ・チョウの才能を知りました。人気の秘密も分かりましたね。あのツイ・ハーク監督(も映画化を計画していた)が同作品を映画化したとしても『拓海役はジェイ・チョウ』と言ったそうです。 <<高校1年生の藤原拓海(ジェイ・チョウ)。実家の豆腐店の配達の手伝いを5年前からさせられており、父の文太(アンソニー・ウォン)の教えのもと、秋名山の走りのスペシャリストとなっていた。だが周囲の人間はそのことを知らなかった。最も拓海自身も運転にはまったく興味がなく、心は幼なじみの茂木なつき(鈴木杏)に夢中になっているのだから。だが県内で有名なストリートの走りやたち―高橋涼介(エディソン・チャン)や中里毅(ショーン・ユー)によって、ハチロクと拓海の存在は知られるようになり…。>> さて、映画を見てどう思ったか?まず、日本のマスコミ向け披露試写とマスコミ向け試写のほとんどは日本語吹替え版でした。おそらく実写の生ドリフトなどをじっくりと見せたい!という意向があったのでしょう。が、しかし個人的にはエディソン・チャンにはエディソン・チャンの動きと声は切り離せないのです。ショーン・ユーもしかり。チャップマン・トウもしかり。あの独特のリズムって広東語ってことなんだけど、彼らの声が聞こえないのは物足りないのでした。結局初めて観た時は、後半は日本語音声には耳を貸さず(=おそらく拒絶反応。アニメ版の声優さんでもないらしい、と言っても声優さんがどーのこーのではないです。単純に声を知っている俳優さんたちの表情と声の感情の起伏が一致しないというか…)。画面は『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』で、別の作品の音声を聞いているみたいと終わったのでした。残念。 で、このままじゃ~大好きな監督の作品だし…思わず香港版DVDを購入しようかと。上記のようなことを宣伝の方に言うと「はじめて言われた」とか。周囲では結構耳にするのに・・・と思いつつ。すると(簡易)字幕版を観る機会をえることができた。うわーい!これぞ!ホンモノの『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』だよ~と大喜び。今回は内容もスーッと頭に入った。(昨年秋にも注目イケメンでとりあげた)高橋涼介役のエディソン・チャンは超カッコイイ!といってまたまた大喜び。5回ほど繰り返してみているけど、私は飽きないですね。もともとカーレース大好きだし、そういった映画も好きだし。と長々と書いたけど、何がいいたいかというと個人的にオススメは字幕版(注:問題は杏ちゃんが吹替えになること、か。あと拓海は「たくみ」と呼ばず「タホーイ」になりますヨ)。 「頭文字D」は製作発表会見の後でコミックを読みました。脚本段階で登場人物の役割分担をちょっと変えてます。高橋兄弟として登場せず高橋涼介(エディソン・チャン)と中里毅(ショーン・ユー)をそういった関係としたり。<秋名の神>にレースを申し込む先輩は登場せず、高橋涼介(エディソン・チャン)がその役目を担っていたり…等。かなり余談ですが、そういえば95年ごろ新車を購入する!といってハチロク(それもパンダトレノ)を購入した友人(女性)がいたことを思い出しました。弟が絶対この車種と押したそうです。拓海役のジェイ・チョウ(=車好き。台湾に5台しかないMARK IIや、フェラーリ等も所有)もハチロクを購入。アンドリュー・ラウ監督(=車好き)も撮影後にハチロクを自分のものにしようとしていた、そうです。なぜ叶わなかったのかは9/12掲載のインタビュー記事にて。[2005/6/27] |
『頭文字(イニシャル)D THE MOVIE』 |
『頭文字D THE MOVIE』来日特集[2005/9/13]⇒
『頭文字D THE MOVIE』来日会見[2005/8/30]⇒
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All About [台湾]阿多静香ガイドのジェイ・チョウ氏(の魅力タップリの)来日記事です。
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All About [香港]矢澤有紀子ガイドの記事。香港でのフィーバーぶりが良くわかります。
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