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行定監督の【きょうのできごと】(2ページ目)

3月20日(土)公開。『GO』で映画賞を総なめにした行定勲監督の最新作『きょうのできごと』。田中麗奈、妻夫木聡、伊藤歩、柏原収史、池脇千鶴、山本太郎といった役者が勢ぞろい。ほのぼのした幸せを味わえる作品。

執筆者:南 樹里

きょうのできごと a day on the planet

この映画のテーマは「何もないのに最後は何かあったように思うということ」だという。

「どこにでもある日常がいかに豊かであるかということを感じでいただけたら幸いである。」

行定勲監督

[2003年/日本/ドルビーSR/ヴィスタサイズ/110分](C)2003 きょうのできごと製作委員会配給:コムストック

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きょうのできごと~ a day on the planetきょうのできごと同名の原作、著者は柴崎友香。20代の普通の若者の普通の一日が、5人の男女によって語られる。短い会話の積み重ねが、普通の日を特別な日に変える小さなできごとたち。きょうのできごと ~a day on the planetきょうのできごとというできごと映画 『きょうのできごと A DAY ON THE PLANET』 完成までの監督・役者たちの素顔を追ったドキュメンタリー・フィルム。
きょうのできごと ~a day on the planetChapter01/マーブル色の日矢井田瞳が歌う「マーブル色の日」は、『きょうのできごと~a day on the planet』エンディングテーマ。初回生産分のみスペシャル・パッケージ。

▼南の試写コメ本当にどーということのないテーマを描いている。それは、映画として、つまらないということではない。9.11のあと表現者たちは、自分ができる手段で何らかのメッセージを発表している。この『きょうのできごと』の映画化のシナリオも9.11の直後にかかれたという。監督が語ったテーマ通りに仕上がっているのである。こういった作品が、現代の日本では作りにくい中、行定勲監督のもとにこれだけの役者・俳優が集まった。演出で映像化するより役者のもつ力を信じ、「うまく言われへん」ことを110分であらわしている。その映画テンポは、矢井田瞳の歌う「マーブル色の日」そのもの。ほのぼのとした幸せを感じられる作品。お詫び:監督&出演俳優へのインタビュー記事を掲載予定でしたが中止に、んー残念。

[2004年1月13日 @電通本社試写室]

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