テクノポップ/アーティストインタヴュー

ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。(5ページ目)

『ベスト盤をリリースしたハンサムは私だ。』というベスト盤を5月20日にリリースするテクマ!さんにリリース記念インタヴューいたしました!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ジュリーへの想い


ガイド:
アルバム全体を通して、テクノポップ+グラムロック+歌謡曲という部分を強く感じました。歌謡曲としてリスペクトの対象は、やはりグラムもテクノの要素を備えたジュリーかなぁと。

テクマ!:
ジュリーは7インチもほとんど集めてますし、去年のドームも行きましたし、とにかく好きです。Soft Balletを従えたジュリーというのが僕の自分の音楽世界のイメージです、と言っていたこともありますね。今思い出しましたが、これは今でも使えると思います。そうだ、「兄弟」という曲は、なかにし礼がジュリーの歌詞を書いたらこんななんじゃないかなぁ、と思いながら書きました。

ガイド:
「悪魔のようなアイツ」という名義でも活動されているんですよね。ジュリー主演で三億円事件をテーマしたドラマの主題歌ですが、僕はリアルタイムで見ていましたから・・・(笑)。

テクマ!:
悪魔のようなアイツ
わ、羨ましい!僕は後追いでして、そうだ、僕の曲に出てくる聡美さんは、あれの篠ヒロコな感じをイメージしてもらえるといいですね。今は「傷だらけの天使」を遅ればせながら観ていて、やっとショーケンの良さに目覚めました。「ジュリーも優作もショーケンのパクリなんだよ!」と言う人のことがやっと納得できるようになりましたね。あ、「悪魔のようなアイツ」はグラムよりのバンド形態でやっています。

ガイド:
ちなみにジュリーの作品で好きなのは? 僕は数少ないジャングルビート歌謡として「晴れのちブルーボーイ」です。

テクマ!:
岡村ちゃんがカヴァーしてますね。僕もそれ好きですが、うーん、一番となると、、、、ライヴでもよくカヴァーしているのですが、「TOKIO」ということで。限りなく惜しい2位として「危険なふたり」を。どっちも加瀬邦彦ですね、そう言えば。
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