テクノポップ/アーティストインタヴュー

pinca la trio~犯罪のショコラ(7ページ目)

榎本みょうがさん、ソーヤさん、ジュンさんからなる、おフレンチなテクノポップ三人組、pinca la trio(「女のみち」の方じゃないよ)にデビュー・アルバムのリリースを記念して、インタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

天蓋のパズル


ガイド:
「天蓋のパズル」は、ソーヤさんの作詞作曲をされていますが、サビのあたりでジーンと来る直球的ラヴソング。ライヴはこの曲で締めくくって欲しいです。

ソーヤ:
これは、社長が「石の花」を出して来たときにすっごく刺激を受けまして、その晩のうちにガーっとまとめてできた曲なんです。僕は今まで女性が唄う歌というものを想定したことがなかったので、すごく楽しい作業でしたね。でも最初に作ったアレンジは「ガーリーさが足りない!」と社長にダメだしされましたがw 歌詞の世界などは、それまでのピンカとはちょっと違うベクトルなんですが、アルバムの中でのアクセントになって欲しかったんですね。ジュンちゃんの違った一面もお見せできればなと。

ジュン:
私の実家、すごく星が綺麗に見えるんです。子供から大人に変わるくらいの頃は、何時間も夜空を見ていた記憶があります。だからこの曲は、聴いたときすぐに映像が浮かびました★ その年頃特有のはがゆさとか熱意とか、色んな要素が淡いパステルカラーに包まれてる感じがすごく好きです。 でも、ラストだとちょっと淋しくなっちゃうかも?

みょうが:
初めてこの曲を聴いたとき、ぴんから的ではないけど身体に染み込むようなきれいなメロディーで、なんとかアルバムに収めたいと思いました。で、僕もアレンジに参加して、「花柄」だの「レース」だの付けてぴんからぽくしました。(笑)そのときに、ガーリーな曲というのは、素でいい曲である上に、どこかチャーミングな部分が必要だと気づきました。で、それって、どんな歌でもそうなんじゃないか、と思っています。ソーヤくんは、なんでも器用に出来ちゃう才能のかたまりのような人で、僕はなんでも頼りっぱなしなんですが、彼はオセンチな歌を書くって抵抗あったみたいで、僕がその扉をこじ開けた、という満足感があります(笑)。

今後の予定


ガイド:
pinca la trioライヴ風景
構想があって、出来上がった作品だと感じました。ぜひ、ライヴも見せて頂きたいと思います。今後の予定や構想などあれば、教えてください。

ソーヤ:
今回のアルバムは、ジャンケンで言えば「最初はグー!」みたいな感じなので、本番はこれから!って大風呂敷を広げておきますw

ジュン:
色んな場所で、色んな人に、見てもらいたいですねー!

みょうが:
よろしくお願いします。
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