テクノポップ/アーティストインタヴュー

pinca la trio~犯罪のショコラ(5ページ目)

榎本みょうがさん、ソーヤさん、ジュンさんからなる、おフレンチなテクノポップ三人組、pinca la trio(「女のみち」の方じゃないよ)にデビュー・アルバムのリリースを記念して、インタヴュー!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ガールの言い分


ガイド:
2曲目の「ガールの言い分」は、タイトルからしてもガーリー炸裂ですね。Tony Mansfieldが手掛けたMari Wilson、高橋幸宏が手掛けたSusanとか・・・きっと好きなんだと(笑)。

みょうが:
おっしゃる通りです(笑)。「ガールの言い分」はまさにそこからインスパイアされたものです。「24000回のKiss」というソックリな曲があります(笑)。あ、いえ、ソックリなのはこっちです。(笑)他には、細野さんがプロデュースしたサンディーの「イーティン・プレジャー」とか。

Je suis F.C.


ガイド:
3曲目の「Je suis F.C.」の歌詞がとても気になります。特に「我慢出来ずに 怒らせても 許される瞬間が最高」っていう超小悪魔的ワガママ娘の発言。この曲は、UTSUMixさんが提供していますが、実体験から来るのか興味があります。

みょうが:
UTSUMixによると、歌詞内容はセルジュ&シャルロット・ゲンズブール父娘にインスパイアされた創作とのことです(笑)。でも僕の解釈では所謂萌えとかに転ぶギリギリの屈折した恋愛観ですよね。そのギリギリ加減が素晴らしいと思います。主人公は女の子だけど、それを覗き見してる第三者の存在を感じさせる詩で、それは同じくUTSUMixさんが書いた「Mon papa est faux docteur」でも継承されてますね。あ、そもそもこの曲は、「どういうのがいい?」とUTSUMixさんに訊かれて「MIKADOみたいのがいいです」とお答えしたらこの曲が、という感じでした。

ジュン:
実はこの歌詞、ものっすごく共感して歌ってます♪
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