プラスティックドール~サプリ
先生:
「プラスティックドール」でも刹那感は継続するのですが、その中に微かな希望のようなものが見えてきます。これは、PVと一緒に楽しむべき作品だと思います。博士、大好きでしょ・・・
博士:
「わたしは“お人形さん”なのだろうか?」・・・デビューして人気が出てきたアイドルが必ず感じはじめる疑問。それにAiraちゃんは非常に逆説的な意味であるにはせよ、否定はしない。アイドルが自ら「人形宣言」したようなPVも衝撃的でしたね。
先生:
ドール=アイドルというメッセージを出しながら、Airaちゃんは果敢にドラミングというのも感動的ですね~
続く「サプリ」も「プラスティックドール」と同じくAiraちゃん作詞ですね。ラテンフレイヴァーがある陰というよりも陽を感じる曲調ですが、「そんな仕草とか見ていたい・・・イジメたい」とか「君がすること全部マネしたい・・・好きだよ」とか、歌詞にちょっと怖い女の子の感情が込められています。「ボク」と言っていますが、マーメイドだから、女子ですよね。
博士:
男だったら、半魚人です。
夏飴~Time is
先生:
口口口とのコラボ作「夏飴」は、「Fantasy Candy」のサマー・ラテン・ヴァージョン。全曲からの流れもよく、最初口口口と合うのかなぁと心配したのが嘘みたいな、いい化学反応が起きた気がします。
Shigeoさんとのコラボ「Time is」・・・これは期待していたのです。男性ヴォーカルがちょっとユキヒロっぽかったり、太いエレクトロ音でドラマチックな展開を作っていて・・・いや、これってやっぱり今風にYMOやったのかなぁと思ってしまいます。
だから、次の曲は「サヨナラ TECHNOPOLiS」なのだと深読みしてしまいます。
博士:
「サヨナラ・・・」と「BARBiE BARBiE」は語りつくしましたからね。