前回の『スネークマン症候群』で紹介した『ラジオ・スネークマン・ショー』は、vol.1~3までリリースされたのですが、残りのvol.4~9は発売未定となった模様です。Vol.1~3も追加プレスがあるか分からない状況なので、スネークマン症候群の方は今のうちにゲットしましょう。発売中止とならなければいいのですが……。

その代わりと言ってはなんですが、media CLUBKINGのレーベル、CLUBKING RECORDからRadio s21『Peace Piece Peach』が限定1,000枚で12月15日にリリースされます。また、『スネークマンNEWSショー』が12月4日よりTBSラジオ(954kHz)で毎週火曜日~金曜日21:35~に放送されています。

では、今回のテーマであるスネークマンの蛇足について。ギャグと音楽の融合というひとつのフォーマットを確立したスネークマン・ショーですが、そのフォロワー達もたくさんいます。

Super Eccentric Theater
通称SETは現在も活動する三宅祐司が座長を務めている劇団ですが、1983年のYMOの散会記念アルバム『Service』で『増殖』でのスネークマン・ショーの役割を果たしました。

きっかけはSETが「高橋幸宏のオールナイト・ニッポン」の前枠で「SET劇場」をやっていて、やがてSETは「オールナイト・ニッポン」のレギュラーになったとの事。『Service』とほぼ平行して高橋幸宏プロデュースの元で製作されたのが、ENレーベルからリリースされた『The Art Of Nipponomics』(写真左)です。

高橋幸宏作(訳詞はピーター・バラカン)の『Beat The Rap』は、スネークマン・ショーにおける『咲坂と桃内のごきげんいかが ワン・ツゥー・スリー』です。小倉久寛の最終学歴が何を隠そう学習院であることも、この曲で知りました。スネークマン・ショー程のブラック度はありませんが、そこそこのクオリティーがあります。

音版ビックリハウス
『逆噴射症候群の巻』(1982年;写真左1)と『ウルトラサイケ・ビックリパーティー』(1983年:写真左2)というカセットがENレーベルからリリースされました。

一世を風靡したパルコ文化的サブカル雑誌『ビックリハウス』とYMO~ムーンライダーズ周辺の人達がジョイントして出来上がった企画物。後に、『EN BOX』として見事にCD化されました。

ビックリハウスなギャグに交えて、教授が作曲した『ビックラゲーション』、高橋幸宏が作詞・作曲した『ビックリパーティーのテーマ』、伊武雅刀が歌う(ビートルズの)リヴォルヴァー的インド・テクノ歌謡『だって、ホルモンラブ』(細野晴臣作曲)が聴くことができる貴重な音源でもあります。

『逆噴射…』では『飯場の恋の物語』というゲイねた曲が収録されるはずだったのでうすが、クレームがつき『夢みる約束』に差し替えられたのは有名な話。