チュニックに注目
先生:
ジャケもそれほど凝ってはいないのだけれど・・・渦巻きバックに普段着のAiraちゃんがあえていい。
講師:
このジャケットは、まるで「ウルトラQ」の時代のようなレトロな未来感覚ですね。 中古屋さんでひょっこりと見つけた昔のレコードジャケットのような雰囲気です。しかし、普段着っぽく見せておいて、この白いチュニックはなかなか凝ったものですよ。と、思っていたら、雑誌の『H』の7月号のグラビアでも、同じものを着ていました。
先生:
講師、チュニックなんて用語、どこで覚えたのですか?
講師:
あと、黒髪というところにも注目です。
先生:
バービー化して金髪のイメージが強かったですからね~。
講師:
しかし、このCDは、癒されますね。郷愁にあふれたテルミンの音色や、Airaちゃんのウィスパーボイスに癒されまくりです。そしてガーリーなキラキラ感が、レトロなサイエンスっぽさを盛り上げる。
先生:
いい意味で力が入りすぎていない・・・
講師:
ところでですね、独特なMCが評判のAiraちゃんのステージには、緊張感(笑)があります。それは本人もネタにしておりますし、ハマると中毒性の高いものなのですが、どこか無理をしている感はある。
ですが、ジャケットの普段着の印象とあいまって、僕はこのCDに、最近のバービースタイルではない、素顔のAiraちゃんを見てしまうのですよ。そのナチュラルさに、ますます癒される、と。
ほら、Airaちゃんって、一対一で話すと、ステージとは全然違う、真面目で頭の良さそうな女の子の雰囲気があるじゃないですか。そっちのイメージなんですよ。
先生:
かなり思い込みが強くなってきていますね・・・