immi

J-ポップ枠に入れるべきか迷ったのですが、大推薦するのがimmiのデビュー・アルバム『Switch』。とにかく、音が重厚エレクトロ! こんなアルバムが売れたら、日本も捨てたもんじゃないと思います。

Step Into My Heart
突然、現れた人ではなく、中澤真由としてユニバーサルから2001年にシングル『他の誰でもないあなたは』でデビューし、3枚のシングルとアルバム『Step Into My Heart』(2002年)を残しています。なんか、プログレっぽいジャケ(笑)。シングルにもなった「FUNKY FLUSHIN'」は、山下達郎、少年隊も歌った山下達郎=吉田美奈子作品のカヴァー。


Switch
菅野よう子などを抱えるCM音楽を中心に活動するGRAND FUNC INC.への移籍をきっかけに、immiに改名。immiの公式サイトでは、まるで過去との決別をはかるように、中澤真由としての活動歴には触れていません。さて、immiとしてのアルバム『Switch』なんですが、これが僕のツボにハマって、2008年のヘビーローテーションとなっています。捨て曲がない! アンニュイ、コケテッシュ、デカンダントなどの形容詞を並べても足りないくらいの歪んだエレクトロ・ワールド。

あれっ、ユーリズミックスの「Sweet Dreams」?と思わせる「Power Station」、あれっ、ダフト・パンクの「Aerodynamics」?と思わせるイントロの「Hazy」など、確信犯ぶりも素晴らしいです。「Local Train」や「Milk & Honey」からにじみ出る、突き抜ける感覚。目隠し拘束状態で不思議な世界を演出した「クラクション」のPVも、ぜひ見て欲しい。エレクトロなぶっとさとニューウェイヴ的暗さとJ-ポップ的な衝動が、同居する不思議な世界。あえて言えば、椎名林檎と宇多田ヒカルが、ブリブリ・エレクトロになったみたいな。

3月には、セルフリミックス・ミニアルバム『RimmiX』も発売予定。1月7日にHMV限定の3曲入りで『RimmiX HMV limited』を先行リリース。