服のマッシュアップ
先生:大幅改良が必要ですね。ここは工作王と呼ばれた博士の技量が試されますね。
博士:
当初は無理やり伸ばしてごまかそうと思ったのですが、かぶりものと併用する関係上、こうゆうディティールはむしろオーバーなまでに再現しておいた方がそれっぽいんですよね。
ニットっぽい大柄の編みこみのあるネタを探して町をぶらぶら歩いて、UNIQLOで見つけたのがニットのベスト。丁度ボディー部分に編みこみがあっていい感じなんです。これは1980円。小さめのSサイズを購入し、輪切りにして腹巻みたいな状態にして、タートル部分を切り取ったセーターの首周りに縫い付けました。
先生:
まるで服のマッシュアップですね。
博士:
でも、後から良く観察すると広口のオフタートルに見えた首もとは、上から巻いたクビマキと判明。下に細身のタートルが見えていました。だったら縫い付けなくてもベスト輪切りのままでもよかったか!!
先生:
残念です。でも、感じは十分出ていますよ。
博士:
カーディガンもニッセンの通販で2086円~いやぁ通販は安いですね。
これは結構近いデザインのものが有ったので、ほぼ無改造です。ただオリジナルは肩の所のデザインが凝っていて折り返しがあります。
そしてパンツ~これは特注! かなりリアルでしょ!どう?
特注の必殺技
先生:特注って、何をどう特注したんですか?
博士:
これは必殺技を使いました。
今の季節、男性用の半ズボン~ましてや短パンはほとんど入手できません。でもUNIQLOの店内を見てみると男性用のジーンズは安くて色々売ってます。そこでひらめいた!! まず白のストレートジーンズ3980円を購入。ズボンを買うと3cmとか5cmとか~裾カットサービスしてくれますよね。
それを逆手にとって・・・
「すいません~50cmカットお願いします・・」ってやっちゃった!!
流石に大阪の店では断わられちゃったのですが、神戸の店では快く引き受けてくれました。洋裁用両面テープで裾をさらに三つ折りにして固定。 ローライズっぽく見せるためにさらにもう一段下にベルトガイドを縫い付ければ完成です。