テクノポップ/フューチャーポップ

Perfume対談~なりきりファッション講座(2ページ目)

工作王の異名をもつ奇才・けろっぐ博士を講師に迎えて、今回はPerfumeに憧れる、貴女に贈る・・・Perfumeファッションを捏造する講座を開催します。これでのっちになれます!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド


のっちマン

博士:
博士が出るらしいイベント
さて、私の場合、作るきっかけは、仲間が主催しているイベントへ参加する為のコスチューム用としてなんです。決して夜中一人遊び用では無いことだけは念をおさせていただきましょう。当然サイズは私用。大体L~2L、やや大柄な男性体型ですね。当初はウイッグも用意してメイクもしくは能面的なマスクでのっちになりきる予定だったのですが“女装”的なニュアンスが少しでも出たら嫌だなぁと思い、顔部分は被り物に変更しました。 流石に素人ですので・・・ばれると会社行けなくなりますから。

先生:
そのイベントって、僕も出るヤツじゃないですか・・・。
のっちマン覆面(正面)
コレがそのかぶりものですか? 意外と可愛いですね~。まるでテーマパークのキャラクターの様ですね。


のっちマン覆面(左斜め)


のっちマン覆面(右斜め)


博士:
そうでしょう! あまりリアルにせず、本人の特徴である大きな目と八の字眉毛を押さえ、大幅にデフォルメし、キャラクター性を重視しました。厚紙でベースを作り、髪の毛は発泡スチロールでかさ上げし、その上に軽量石膏粘土で組成。アクリル絵具をエアブラシで着色。仕上げは水性の光沢メディウムを重ねています。ドリフのコントのようなお約束としてのバカ女装は笑えるのですが、ちょっとしたニュアンスの違いでドン引き・・・その境が微妙なんですね。

そこで思いついたのが被り物です。ところがこののっちマスク。手に持つとまるでヘルメットみたいな感触があるんです。 「そうか・・・被ると意外とダフト・パンクっぽいのかもしれないなぁ・・」と思い立ち、のっちを演じるのではなく、謎の覆面DJ「のっちマン」というキャラとして考えてみたわけです。

先生:
エイフェックス・ツインが、よく自分の分身をPVに登場させるみたいなノリでしょう。

博士:
のっちマンのロゴ(何かに似ている)
丁度その逆の発想ですね。 ちなみにのっちマンは、YMOとPerfumeが大好きで両者を極上のテクニックでマッシュアップするのを得意とします。
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