終止形のパターン

先生:
終止形のパターンについて解説してください。

博士:
これは言わずと知れたII-5の定番。
ハ長調て言うならDm7(9)-G7-Cのカデンツです。

まとめると、全般的には
FM7-Em7-Dm9-Em7

で延々ループしてAメロ-Bメロ-サビの要所で
M7-Em7-Dm9-G7-(C)

という感じでつなげて行けば大抵の曲は乗っかってきます。

具体例で実践しよう

先生:
なるほど。では、このコード進行で「Seventh Heaven」を弾いてみてください。

博士:
けろっぐ博士実演中


(キーボードをお持ちの方、試してください。)

先生:
他にはどんな曲がこのコード進行で弾けちゃうのですか?

博士:
「コンピューターシティ」
「チョコレイト・ディスコ」
「ポリリズム」などですね。

実はこのコード進行は実に調制が曖昧になる傾向があるのです。同じコード進行でも、「コンピューターシティー」は長調、 「チョコレイト・ディスコ」は長短行きかう感じ。本家capsuleの「Spider」も同じパターンで、完全に短調の趣を見せますね。

ノリを重視した本来のテクノ系でははっきり調制のわかるガツンとしたコードの方が解りやすいはずなんです。ループ系の本家である欧米ではメジャーセブンス系のループはむしろフュージョン系に見られる特徴であったりします。

少し前ブームだった小室サウンドも・・・
Am-G-F-E7-Dm7-E7

とか、はっきり短調と解るループで来ます。

これは中田氏がベタベタのテクノやトランス系ではなく、オシャレなフュージョン、あるいは渋谷系の洗礼下にあることを裏付けているともいえます。Perfumeの楽曲ではこの極めたパターン化されたコード進行が基本となって構成されているわけです。 しかも何故かE♭調の曲が多いのも不思議です。

先生:
なるほど、だからPerfumeの楽曲は楽曲同士でマッシュアップしやすいのですね。また、博士がカラオケで実験して成功したように、「Baby cruising Love」で「コンピューターシティ」が違和感なく歌えるという面白い現象が起こるのですね。