テクノポップ/フューチャーポップ

Perfume対談~メディア論(アンチ編)(2ページ目)

今回はアンチPerfumeも含めての雑誌の反応を切ってみました。博士に加えて、元ロック少年、現在Perfume DJの助手も加わって、三人対談です。Perfumeでロックを再考します。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

サウンド専門誌

博士:
ここまで時代の寵児となった中田ヤスタカが本来真っ先に紹介されるはずの専門誌「キーボードマガジン」では、未だ全く触れられていません。この理由は、同誌が米国キーボード誌の提携誌と言う点があります。海外の超メジャーアーティストの対談記事をいち早く掲載出来る反面、他の記事もそれに似合うメジャー指向になり、残りをメソッドや商品紹介的記事で消化した結果、情報提供に裂く誌面が極端少ない傾向があります。今だに朝倉大介が第一線で寄稿している点からも最新情報誌としての役割は希薄な印象ですね。

先生:
amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
DTM MAGAZINE 2008年 01月号
「Sound & Recording」ではちょこっと中田ヤスタカのツールとか紹介していますけど、「DTM Magazine」の2008年1月号では中田ヤスタカ・インタヴューをやっていますね。ハードシンセを持たず、ソフトシンセだけでcapsuleやPerfumeを作り上げていると・・・ 確か、使っているのは、Cubase 4ですね。

博士:
ソフトシンセ?・・ああ・・あの、触った所から腐るや“わらかいシンセ”ですね・・・なわけ無いか!

先生:
(無視)

博士:
ちなみに「コンピューターシティ」等で使われるアコギの音は何となくシンセっぽいですねcapsuleの「Sugarless GiRL」もそうですが最後で必ず“キュッ”ってフィンガーノイズを入れるんです。あれがいかにも“生です!”って言ってるみたいで逆に臭いですね。

私的にはハードシンセ・・例えばYAMAHAのMOTIFとか使ってるように思いますが・・・あの生ギターのストロークがアルペジオ機能を使うと割合あっさり再現できるんですよ。
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