テクノポップ/フューチャーポップ

Perfume対談~アイドルの法則(2ページ目)

特定分野に不必要に詳しい人が世の中には居ます。そんな一人、けろっぐ博士を迎えて、Perfume対談シリーズを始めます。第1回は、アイドルの法則。

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

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キャンディーズの法則

先生:
やっぱり、先生の言うことはちゃんと聞いてください! Perfumeが三人組のアイドルであるということは、とても重要だと考えますが、博士の考える理想の三人組とは?

博士:
Perfumeを考えるに引用できるのがキャンデーズの法則です。
三人女性ユニットの場合、その定石のなるのが以下のキャラクター割です。
(1)ニュートラルなアイドル顔=大抵ぼけ担当
(2)正統派の美形
(3)美人かどうかは微妙だがとにかく愛くるしい
の3キャラのバランスです。

先生:
じゃ、キャンディーズなら、それぞれ何担当になるんでしょうか? 僕は顔的にはスーちゃんですけどね。

GOLDEN☆BEST(左から、ミキ、ラン、スー)
博士:
例えばキャンデーズなら
(1)はスーちゃん
(2)はミキちゃん
(3)はランちゃん

先生:
なるほどね。三人がみんな絶世の美人だと一見得をしたような気がしますが、それは修行が足りない証拠ですね。組み合わせの妙味という奴ですね。でも、法則と言うにはもう少し具体例がほしいですね。

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