Perfume対談～アイドルの法則(3ページ目)

引き立てキャラ

Starting Over（左から、絵里子、寛子、ヒトエ、多香子）

博士：
じゃ、SPEEDなら
(1)は絵里子
(2)は多香子
(3)は寛子

先生：
Perfumeも同じアクターズ・スクール出身として憧れていたSPEEDですね。一人忘れていませんか？ 失礼ですよ！

博士：
四人の場合、あと一人は、メガネキャラ、肥満キャラ 等の三枚目（汚れ）担当となります。
ヒトエの場合、引き立てキャラでとなります。

先生：
セイント・フォーの場合、メガネキャラしか印象にないですね。じゃ、フィーバー、スターボー、ソフト・クリームはどうなるんですか？

博士：
他にトライアングル、アパッチ、ラブ、ウイングス、ザ・チェリーズ等がありましたね～懐かしい限りです。
要するにその法則への理解がいまいち不十分だったのではないでしょうか。特に二番煎じで出すグループの場合、企画者は先行者との差を詰めるべく、グループ内に引き立てキャラを含蓄するのに慎重になってしまいますね。 それゆえ、上記のバランス感覚を忘れ、より美形で統一し挽回を図ろうとします。それが必ずしもユーザーの要望とは一致しないのです。