ハイスクール・ララバイ
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ハイスクール・ララバイ(ジャケ違い) |
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ハイスクール・ララバイ |
リトル・クリーチャーズ(バンド名はTalking Headsのアルバム・タイトル由来でしょうか)は、テクノ歌謡史上最高の売り上げ(1,500,000枚)を誇ったイモ欽トリオの「ハイスクール・ララバイ」(1981年)をオリジナルとは対照的なスロー&ジャジーなカヴァーに料理しています。一般的には左のジャケが知られていますが、右のジャケ違いもあります。2003年のTV番組「決定!日本のベスト20」で、イモ欽トリオは、再結成ライヴ(?)をしています。また、「ナウシカ」カヴァーでも紹介したTV番組「歌ドキッ!」では、メロン記念日をバックに長江健二が「ハイスクール」を歌っています。
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テクニコフ |
その認知度のわりに意外とカヴァーされていなかった「ハイスクール」ですが、月刊プロボーラーがアルバム『テクニコフ』(2005年)で「Blue Monday」を思わせるエレクトロ風カヴァーをしています。正に青春テクノを提唱する月刊プロボーラーに相応しい選曲です。
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月刊プロボーラー~青春テクノミッドナイト・トレイン
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ベスト・イン・スリー・ディグリーズ I |
畠山美由紀(元Port of Notesのヴォーカリスト)+ 林夕紀子(元choro azulのヴォーカリスト)+ Bophana(山田里香)という豪華なる歌姫三姉妹による「ミッドナイト・トレイン」のオリジナルは、70年代ソウルのスリー・ディグリーズ。松本隆=細野晴臣によるこの曲は、シングル・ヒットにもなりましたが、彼女たちの日本語、フランス語、スペイン語曲を含む独自編集セカンド・アルバム『世界の恋人』(1975年)に収録されています。同アルバム収録の安井かずみ=筒美京平による「にがい涙」も、日本でヒットしました。
今回は、『細野晴臣トリビュート・アルバム』からの裏YMOカヴァーを探ってみましたが、続編にてさらに裏YMOカヴァーを掘り起こしていきます。乞うご期待。