pLumsonic!の成り立ち
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yk:よく聞かれるんですが、特に深い意味があるわけではなくて、このユニットを作りたいと思い始めた時から、パピプペポのどれかで始まるユニット名にしたいというのがありまして・・・。
結羽:そんであたしがプラムがいい~って。
yk:そう。それで、やっぱり名前から音楽のジャンルが少し匂っている方が良いと思ったのと、響きを重視してプラムソニックという風になりました。あと、プラムという言葉が提案されてから調べてみると、いわゆる西洋すももという意味でのプラム以外にもすばらしい、最高の~なんていう意味で使われることもあると知ったので、最高の音波っていう意味も含みつつ・・(笑)。
――Yasushiさんが現在のヴォーカリスト、結羽さんに出会うまで、かなりのヴォーカリスト・オーディションをやったと聞いています。何人くらいやったのでしょうか? 結羽さんのヴォーカルは、どう言いましょう・・・未来声とでも言いましょうか、やはり千載一遇の出会いだったのでしょうか?
yk:そうなんです。沢山の方に会って何人かの方とは実際にデモ音源を作るところまで進めていたんですが、やはりその時の流行りの音楽みたいなやつをやりたいという方が多かったので、僕もそんな人たちに納得してもらおうと例えばピコピコしているんだけどR&Bにも聞こえるようなデモ音源などを作ってみたりもしたんですがやっぱりそれは違うなと思って(笑)そんな中たまたま別のバンドのメンバーと一緒に入ったスタジオの隣の部屋で1人熱唱していたのが結羽だったんです。あんまりにも面白いというか変な子だったので、これは!と思いその場で声をかけました。
――もともと結羽さんもテクノポップに興味があったのでしょうか?
yk:最初、結羽から「どんな音楽やるの?」って聞かれてテクノポップって言ったら、「あたしテクノ嫌~い!」って(笑)。
結羽:うん。なんか冷たい音というか、ジャカジャカいってるクラブとかの音はあんまり好きじゃなかったから~
yk:いわゆる90年代以降のユーロビートみたいなイメージしかなかったみたいなんですが、僕がやりたいのはこういうのでっていくつか80年代のテクノポップな曲を聴いてもらって、そこで決め手になったのがコンピュータおばあちゃんだったんです。
結羽:ああ、こういうのもテクノなんだ~って思って。これなら好き~!って。