テクノポップ/テクノポップ関連情報

にょき~v pLumsonic!

11月8日にデビュー・アルバム『パビリオン』をT4Pからリリースしたプラムソニックのお二人にインタヴュー! どこか切ない近未来宇宙。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

pLumsonic!の成り立ち

pLumsonic!
――Yasushiさん(yk)、結羽さん、デビュー・アルバム発売オメデトウゴザイマス。先ずは、pLumsonic!とは何かを教えてください。漢字で書けば、「梅光」ですが・・・どうしてこの二つが合体しちゃうのでしょうか?

yk:よく聞かれるんですが、特に深い意味があるわけではなくて、このユニットを作りたいと思い始めた時から、パピプペポのどれかで始まるユニット名にしたいというのがありまして・・・。

結羽:そんであたしがプラムがいい~って。

yk:そう。それで、やっぱり名前から音楽のジャンルが少し匂っている方が良いと思ったのと、響きを重視してプラムソニックという風になりました。あと、プラムという言葉が提案されてから調べてみると、いわゆる西洋すももという意味でのプラム以外にもすばらしい、最高の~なんていう意味で使われることもあると知ったので、最高の音波っていう意味も含みつつ・・(笑)。

――Yasushiさんが現在のヴォーカリスト、結羽さんに出会うまで、かなりのヴォーカリスト・オーディションをやったと聞いています。何人くらいやったのでしょうか? 結羽さんのヴォーカルは、どう言いましょう・・・未来声とでも言いましょうか、やはり千載一遇の出会いだったのでしょうか?

yk:そうなんです。沢山の方に会って何人かの方とは実際にデモ音源を作るところまで進めていたんですが、やはりその時の流行りの音楽みたいなやつをやりたいという方が多かったので、僕もそんな人たちに納得してもらおうと例えばピコピコしているんだけどR&Bにも聞こえるようなデモ音源などを作ってみたりもしたんですがやっぱりそれは違うなと思って(笑)そんな中たまたま別のバンドのメンバーと一緒に入ったスタジオの隣の部屋で1人熱唱していたのが結羽だったんです。あんまりにも面白いというか変な子だったので、これは!と思いその場で声をかけました。

――もともと結羽さんもテクノポップに興味があったのでしょうか?

yk:最初、結羽から「どんな音楽やるの?」って聞かれてテクノポップって言ったら、「あたしテクノ嫌~い!」って(笑)。

結羽:うん。なんか冷たい音というか、ジャカジャカいってるクラブとかの音はあんまり好きじゃなかったから~

yk:いわゆる90年代以降のユーロビートみたいなイメージしかなかったみたいなんですが、僕がやりたいのはこういうのでっていくつか80年代のテクノポップな曲を聴いてもらって、そこで決め手になったのがコンピュータおばあちゃんだったんです。

結羽:ああ、こういうのもテクノなんだ~って思って。これなら好き~!って。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます