レーベル苦労話
Killer Killer USAGI-CHANG!! |
ミクロとかパインアムとかマックとか、特に何か近いフィーリングを僕が勝手に感じていて、それが売れることに直結するようなものでは無いんですが、すごくアーティスティックなことなのでその雰囲気がまとまればいいなと思って。で、やっぱこのコンピは圧倒的にアーティストからの評価が高く、売れてません(笑)。
――abcdefg*recordsのコンピ『グットコンピ』(2002年)にもウサギチャンズとして「ウサギチャンダンシン!」で参加されていますね。 abcdefg*recordsは名古屋にありますが、どのような縁で参加したのですか?
abcのノムラくんとは、もう90年代のインディーポップの頃から知り合いで。なのでこの時も「参加してよー」って言われて「いいよー」って感じです。
――AKIさんとabcdefg*recordsの野村さんとの対談を読みました。お互いのレーベル名についてのかなり自嘲的な苦労話が涙を誘います。レーベル名の由来に関する長い話があるらしいですが、ここでぜひ発表してくださいませんか?
いや、特に長い話しは無いです。なんだったんだろう。ごめんなさい、適当なこと言ってたかもしれません。当時、上記ウサギチャンズというユニットをSOCOPOとは別のコと遊びで始めていて、それをそのままレーベル名にも持ってきただけです。ただ、キャラクター的なわかりやすい絵があるものがいいな、というのと、横文字じゃない変な感じがいいな、と思ってた記憶はあります。後者は当時さむいギターポップとかへのアンチテーゼ的な精神があったので、その影響かもしれません。
――レコードをリリースするだけでなく、リスナーもいろいろな接点で音楽を楽しんでいるので、これからはより複合的エンタテイメントを提供する方向なのかなーと思っているのですか、どうでしょう?
今は一旦音源指向の部分をコアに突き進めたいという意志があるので、あまり多方面なことは考えてないですね。ただ、インディーズならではのアイデアで、面白い見せ方とか出来たらいいなとは思っています。