テクノポップ/フューチャーポップ

USAGI-CHANG RECORDS

エレクトロポップmeetsガールポップなUSAGI-CHANG RECORDSの主宰者であり、Sonic Coaster PopのリーダーでもあるAKIさんにインタヴュー。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

AKIさん
今回は、USAGI-CHANG RECORDSの主宰者であり、Sonic Coaster PopのリーダーでもあるAKIさんに登場していただきます。

レーベル設立話

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
ウサギチャンスーパースター!! Vol.0001
――AKIさん、はじめまして。よろしくお願いします。2002年11月にリリースされた『ウサギチャンスーパースター!!』がUSAGI-CHANG RECORDSからの記念すべき最初のリリースですね。All Aboutにもよく登場するZUNBA小林さんのCyborg '80sが参加すると、当時、本人より教えてもらって、僕はレーベルの存在を知りました。ずばり、レーベル設立の動機を教えてください。

僕のインディーズとしての活動は、2001年の頭頃にLD&KからSonic Coaster Popでリリースをしたことから始まったのですが、その当時あまりレーベルの雰囲気に馴染めず・・(笑)これからどうしようかな~と思っていて。そんな時前々から知り合いだったabcdefg*recordのノムラくんを見ていて僕も自分でやってみようかなと思ったんですよね。元々全然起業なんてするタイプじゃないんですが、彼も個人でやっていて「その気になったら誰でも出来るよ」って言ってくれたので。それで色々とノムラくんに教えてもらってレーベルを始めました。

――この時期ってわりと難しい時期ですよね。ギターポップとか渋谷系も注目されていないし。ニューウェイヴも、まだそれほどリヴァイヴァルしていないし。そんな中、超キャッチーでガーリィなエレクトロポップと・・・潔く直球を投げるレーベルとして頼もしいなーと感じていました。参加アーティスト、選曲についてレーベルとしては、どのような考え方で進めていったのですか?

ギターポップとか渋谷系って完全に”死”って感じでしたね。今思えばなんであの時期にあんなノリのコンセプトのものをやれたんだろう。開き直りだったのか。ちょっと忘れちゃいました。

参加アーティストは、our hour、Sylvia 55、Plus-Tech Squeeze Box、ミクロマッハマシーンとか元々知り合いで、かつ近い感覚を持っていたので、まずお願いして。他のアーティストもだいたいその頃ライブイベント等で知り合ってて、事前にコンタクトとってたと思います。全く面識無くメールでお願いしたのはEeLとサイボーグ80sだけですね。どちらも快くOKしてくれたので良かったです。考えとしては、設立当初からエレクトロで(ほぼ)ガールポップなレーベルでいくと決めていたので、そういった中で特に僕の趣味で好きな音の人に入ってもらったという、そのままの経緯です。選曲に関しては、何アーティストかの曲は、事前に僕がデモ等で聴かせてもらってて、「コレ使わせて欲しい」ってお願いして選んでて、あと他のアーティストにはひたすら勢い重視みたいなコンセプト伝えて新曲で作ってもらいました。
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