ひねくれポップ的BED
New Lines |
02. Midsummer Night Song
03. A New Start
04. Satellites
05. Into The Void
06. This Is Where We Are
07. Memories Of You
08. Love In The West
09. Eyelid And Makeup
バンド名はBED・・・フランスのひねくれポップとでも紹介しましょう。ニューウェイヴ風ギターのどことなくアンニュイなXTC・・・聴いていると中毒になりそうなので、ひねくれポッパーの人は気をつけてください。現時点では、本国での情報くらいしかないのですが、Ici d'ailleursというレーベルから『The Newton Plum』(2001年)、『Spacebox』(2003年)、そして今作と3枚のアルバムをリリースしています。
◆BED
フレンチ・ネオモッズ的ハッシュパピーズ
The Trap |
02. Packt Up Like Sardines In A Crush Tin Box
03. You're Gonna Say Yeah !
04. Marthelot 'n' Clavencine
05. Sorry So
06. Pale Blue Eyes
07. Comptine
08. Bassautobahn
09. Alice In Wonderland
10. Single
11. You and Me
12. The Trap
13. Automatic 6
ハッシュパピーズ(Hushpuppies)、そうあの靴のブランドと同じですが・・・・こちらはフランス南部のペルピニャン出身のフレンチ・ネオモッズ&サイケデリック・バンド。クラブ系とは程遠い彼らが契約したのが、ベンジャミン・ダイアモンド(Benjamin Diamond)が主宰するクラブ系レーベル「Diamond Traxx」というのも意外です。結成後すぐのミニアルバム『The Garden』(2005年)の後、リリースされた『The Trap』(2005年)では、まるで60年代末期のロンドンにでもタイムトリップしたような疾走するトラックが詰め込まれています。
◆HushPuppies, french band
重鎮、ベンジャミン・ダイアモンド
Out Of Myself |
02. Let’s Get High
03. Lights In The Sky
04. I Wish
05. Give Me The Grace
06. Out Of Myself
07. These Emotions
08. No One Knows
09. There Is A Girl
10. She’s Away
11. Sun Is Shining
トリは、フレンチタッチの重鎮、Diamond Traxxの主宰者でもある、前述のベンジャミン・ダイアモンドの『Out Of Myself』(2005年)。ダフト・パンクの片割れのユニット、スターダスト(Stardust)の「Music Sounds Better With You」は、フレンチ・フィルターハウスの元祖ともされる曲ですが、そのヴォーカルをしていたのがベンジャミン。ハウス~エレクトロよりかと思いきや、『Strange Attitude』(2000年)に続く彼の2枚目のソロはタヒチやフェニックスにも通じる珠玉のポップ路線。2曲目や4曲目なんて、涙腺が緩みます。
少し古いですが・・・エールも絶賛したセバスチャン・テリエ(Sebastien Tellier)の『Politics』(2004年)、Diamond TraxxからリリースされたエレクトロニカなOCTETの『Cash And Carry Songs』(2004年)、タヒチに続け!と書かれていたオーウェル(Orwell)の『Archipel』(2005年)なんかもお勧めです。
◆フレンチ・ヌーヴェルポップ