テクノポップ/海外のテクノポップ

小悪魔な才女~エミリー・シモン(2ページ目)

フランスの小悪魔歌姫御三家の一人、エミリー・シモン特集です。カワキモ&エロキモ。『皇帝ペンギン』のサントラで驚かして、最新のサードは文句なしの出来!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

皇帝ペンギン

The Emperor's Journey(欧州盤)
皇帝ペンギン(日本盤)
01. 凍った世界(Frozen World)
02. 南極(Antarctic)
03. たいせつなタマゴ(Egg)
04. 海の詩(Song Of The Sea)
05. 赤ちゃんペンギン(Baby Penguins)
06. 襲いくる鳥達(Attack Of The Killerbirds)
07. 南のオーロラ(Aurora Australis)
08. 海豹(Sea Leopard)
09. 嵐の詩(Song Of The Storm)
10. 母の苦しみ(Mother's Pain)
11. 氷上のダンサー(To The Dancers On The Ice)
12. すべて真っ白(All Is White)
13. 冒険(Voyage)
14. 雪の足跡(Footprints In The Snow)
15. アイス・ガール(Ice Girl)


前作でフランスのグラミー賞に当たるヴィクトワール賞を受賞。Trickyにも気に入られて、ツアー前座をこなし、シングル『How High』にも参加。同郷のLe Toneのアルバム『Play List』(2003年)では、「Slow #1」という曲でエミリーはヴォーカルとして参加。そして、意外なセカンド・アルバム『皇帝ペンギン(La Marche De L'empereur)』(2005年)がリリースされます。エミリー・ファンは当然、右の欧州盤ジャケを買います。

セカンドにしてサントラ、流石エミリーです。映画はもう終わっちゃいましたが、2005年12月16日にDVDで発売されています。
映画ガイドの南樹里さんがこちらで解説されています。また「皇帝ペンギン」の公式サイトで予告編が見れます。

サントラですが、6曲は彼女のヴォーカル曲。ファーストよりも壮大でクラシカルで、テーマはあくまでもペンギンですが、ヴォーカル曲はエレクトロポップな曲が多く、エミリーのアーティストとしての魅力が十分に出ています。エミリーには南極が似合います。起用した監督さん、偉い。

最後は最新アルバム。
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