BESTライヴ・アルバム
|
Minimum-Maximum |
ライヴ・アルバムを客観的に評価するのは難しい。やはり、自分が見て、よかったなと思ったライヴを再現するようなライヴ盤というものにどうしても思い入れが強まる。例えば、2004年ならPhoenixの『Phoenix LIVE! Thirty Days Ago』は、自分が見たこともあり、よく聴きました。2005年のベストとして選んだのが、大御所、Kraftwerkの『Minimum-Maximum』です。幸運にもKraftwerkのライヴは最近3回ほど見たと言う影響がある事は認めます。しかしながら、Kraftwerkのこのライヴ盤はそれ以上の内容があります。決して乱発しないKraftwerkであるが故、ライヴでの最新の定番曲がとても聴きたいという欲求から来る物です。
もう一つ・・・このライヴ盤、Astralwerkからのアメリカ盤が一番“買い”です。EU盤、ドイツ盤、日本盤全て、コピーコントロールで値段も高い。DVDとしての『Minimum-Maximum』も発売されていきますので、お忘れなく。
BESTニューバンド・アルバム
|
Give Me More! |
この2・3年、Franz Ferdinand、Kasabian、Scissor Sisters、Killers等大ブレイクしたニューバンドは多いです。2005年に限って言えば、ニューウェイヴ・リヴァイヴァルの流れでかなりの数のニューカマーが輩出されていますが、団子レースって気もします。XTCの遺伝子を感じるMaximo Parkの『A Certain Trigger』なんかもかなりお勧めなんですが、All About テクノポップ的には、日本人のMomokoさんもいる多国籍エレクトログラム・バンド、FUTONの『Give Me More!』を選ばせていただきます。正確には2003年にアルバム・デビューしているのですが、日本での初お目見えは2005年なので、ニューバンドとします。詳しくは、
「バンコクからFUTON!」をご覧ください。レイザー・ラモンHGがあれだけ売れる時代なんですから、もっと売れて欲しいですね、FUTONには!