日本人が好きなスウェーデン、日本が大好きなホゥカン。
――何故か、北欧系サウンドが好きな多くの日本人がいます。あなたは、スウェーデン人であることがあなたの音楽へどんな影響を与えたと思いますか?影響はあると思います。我々は、極めてよくプロデュースされた70年代のディスコ・バンド、ABBAがもたらしたスウェーデンでのすばらしいプロダクションの伝統を持っています。事実、ABBAは、スウェーデンに留まらずに国際的な成功を収めて、多くのスウェーデンのアーティストたちがイギリス、アメリカ、日本などの海外でプロモートする意味でいい刺激を与えました。私が働いていたレコード・レーベルであるMNW Recordsは、Eggstones、This Perfect Day、Bear Quartetなど、後の日本でも有名になったスウェーディッシュ・ポップを日本市場にいち早く紹介しました。
――2005年1月に来日されますが、今までに何回、日本に来ましたか? 日本のどこが好きですか?
来日は今までに1回だけで、東京のみでした。今回は、ツアーになりますので、京都、岡山などでもプレイする予定なので、より多くの日本が見られることがとても楽しみです。私は日本の人たちがとってもとっても好きです。物事をとてもシリアスに捉えてくれる、ポップ・ミュージックのようなシリアスでないことであっても。私は音楽をとてもシリアスに捉えるので、日本の人たちと話をするのが大好きです。そして、とても信頼できる。全ての事はあるべきようになされて、急き立てられたり、約束が破られたりしません。
私は日本食をこよなく愛しています。私が東京にいた前回、私を呼び寄せたレコード・レーベルのマネージャーは、彼のお気にいりの寿司店に連れて行ってくれました。マネージャーは、ソニーのアーティスト担当として働いていた事もあるので、多くの国際的なアーティストを連れ出していました。しかし、私ほど奇妙な寿司ネタが好きなアーティストには会った事がないと言われました。今度もいろいろな違う体験をしてみたいです。
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◆JET SET prensents route #15 HAKAN LIDBO (DATA 80)(今回の来日ライヴについて)
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