テクノポップ/アーティストインタヴュー

TECHNO 4 POP~VOL.2&3

低姿勢ながらも(笑)意欲的なリリース! テクノポップの遺伝子を引き継ぎながらも、個性的なアーティストが1枚1枚にぎっしり詰まっています(15曲以上)。VOL.4参加アーティストも募集中!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

前回のインタヴューではTECHNO 4 POPから3月30日に発売された『TECHNO 4 POP VOL.1』を紹介しましたが、早くも続編が二つもリリースされたので、前回に続きコンピのディレクターであるZunba小林さんに語っていただきました。

amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。(amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ)
TECHNO 4 POP VOL.2
01. nomal pop?:春の惑星
02. 地球人:リフレッシュ
03. ベスパ☆くまメロ:R.R.D. [Retro Radio Disco]
04. オーラルヴァンパイア:VOODOOVOCODER
05. the system error:Love is Body!!
06. DORF:PR
07. BURST HEAD LOLLIPOP HONEY:xenia drivin'
08. ギャクセツゾク:サービスライフ
09. 電マニガールズ:CyberNation
10. 山下総合病院:山下総合病院第一唱歌
11. ピンクペガサス:万博
12. isogo shoujo:terminus (dentaku secretary mix)
13. invisible Future:New Dawn (Calm Time Mix)
14. nexus-sound:nexus life
15. sens unique:節電と飛行機
16. Kantou Masateru:DABOAN DANCE


TECHNO 4 POP VOL.3
01. Baby Mongoose:It's Easy but It's Impossible
02. 松田ユウリ feat. Ayup1ko:Pigen's Vision (TECHNO2POP Mix)
03. 配水管とザ・モバイルズ:Flyday Friday
04. トロピカル大臣:殺人パーマ
05. Eria Light:August
06. CyberShots!!!!!:深夜高速
07. NORO:二人はエキゾチカ
08. shadow-V:keep.on.smilin
09. Ken Machines and the machine elves from:World before time
10. noveil:ミサイル
11. 火星ソーダ:未来世紀
12. 九龍シンフォニー:Listen to the Voiceless Talk
13. QUIET VILLAGE:DANDOW
14. BREMEN:117
15. dElta+mode:SIGNAL


VOL.2とVOL.3のリリースについて

――前回、「今年の夏までには少なくとも『VOL.2』は出ていると思います」との宣言がありましたが、6月30日に『VOL.2』、そして9月1日に『VOL.3』と・・・有言実行、素晴らしいです。『VOL.1』のリリース発表以降、かなりデモテープは集まったのでしょうか?

立て続けに出したのは、まずは最初くらいは勢い良くやろう、と(笑)。あと、ショップにCDが並んだ場合、名もない自主制作が面出しで陳列される可能性は低いので、背表紙で棚に入った場合を考えて3タイトルを一気に出しました。3タイトルあると背表紙でも棚の面積を僅かながら取れるので(笑)。デモ音源は、あまり集まっておりませんが、自分でライヴを見たり、ネットで音源を聞いたり、知人に紹介して貰ったりしております。

――既にインタヴューさせてもらったオーラルヴァンパイア(『地獄からオーラルヴァンパイア』)や松田ユウリ feat. Ayup1ko(『TokyoElectro Beat』)さん等、個人的にも存じ上げている人たち(次ページでインタヴューしています)も参加していて、親近感が沸きます。リスナーとして聴いていて、レーベル・コンピはなかなか続編のクオリティを保つのが難しいと感じるのですが、『VOL.2』も『VOL.3』も見事にクリアしていると思います。ある意味、テクノを広義に解釈することによって、新しいアーティストの発見があって楽しめます。

コンピのバラエティさに関しては、あまり間口を狭くすると、同じ様な音源が並んでしまう恐れがあるのと、コンピ1枚で終わってしまう恐れがあるので、当初から幅広く集めるようにしました。特に打ち込みオンリーにならないように、バンドで生演奏主体の楽曲をバランス良く入れるように心がけました。あと、録音物に多少難点があっても、ライヴがユニークなバンドの音源も入れました。録音物のクオリティを競うようなコンピにはしたくないので。もちろん録音のクオリティが高いに越したことはないですが、音楽の楽しさ自体幅が広い物だ、と思いますので。コンピのクオリティが保てた、というご意見を頂けるのはありがたいです。でも、それは参加して下さったバンドさん達あってのことなので、参加していただいた皆様に感謝申し上げます。

CyberShots!!!!!
――Zunbaさん自身、jellyfishのトモコさん、「J-将軍」DJのとっしーさんからなるCyberShots!!!!!も初お目見えですね。本当はこのユニットは、POP ACADEMY RECORDSからリリース予定の『FUTURETRON RECYCLER』で世の中に出るはずだったのですが・・・ 「深夜高速」ですが、焦らされる感じで好きです。このユニットはやはり限定ユニットなんですか?

限定というか、なかなかメンバーの都合が合わないので、こういった企画があったときに活動する、といった感じです。で、『FUTURETRON RECYCLER』はどーなったんだ(笑)?

――えーとですね、吉野レーベルオーナーによりますと、『FUTURETRON RECYCLER』はリリースのための最終段階に入っているはずです。最後に大阪でも初ライヴを計画されていますが、今後のライヴやリリース計画について教えてください。

はい。9月に大坂で「T4P in 大阪」というイベントをさせていただきます。

【日時】9月24日(土) 18:30開場 19:00開演
【場所】難波ベアーズ
【料金】前売1,500円/当日2,000円
【出演】
pLumsnic!
CYBORG'80s
A.C.E.
地球人

こちらは「VOL.1」に参加していただいたA.C.E.の安井さんに会場の手配などをして頂いて実現となりました。

今後のリリースですが、現在バンド単体のでフルアルバムでのリリースの計画を進めています。またコンピ第4弾も計画を始めております。自薦・他薦を問いませんので、ユニークなバンドがあったら是非ご紹介下さいませ。

続いて、今回のコンピに参加した3組のアーティストにインタヴューしました。

TECHNO 4 POP
Sweep Record Shop(こちらでも通販しています)
TECHNO 4 POP~VOL.1(All About)
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます