テクノポップ/アーティストインタヴュー

TECHNO 4 POP~VOL.2&3(2ページ目)

低姿勢ながらも(笑)意欲的なリリース! テクノポップの遺伝子を引き継ぎながらも、個性的なアーティストが1枚1枚にぎっしり詰まっています(15曲以上)。VOL.4参加アーティストも募集中!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

isogo shoujo

isogo japon
――isogo shoujoさん、磯子に住んでいたことがあるのですか?

これは、いちばんよく尋ねられる質問です! はい。そして現在も、横浜に住んでいます。昔ながらの商店街、駅前に延びる歩道橋、夕暮れ時の石油コンビナート… 小さな頃から、磯子の町には不思議な魅力を感じています。仲間うちでは、その一帯を「ヨコハマ臨海デトロイト地区」と呼んでいます。愛をこめて☆

――「terminus」はとてもアンニュイなため息声でテクノポップに仕上がっていてうっとりです(笑)。イントロからぐーっと引っ張っていくところがとても素敵です。間違っているかもしれませんが、「terminus」とはホテルの名前でしょうか? フランス語で歌っているようなので、意味が分からないのですが、何について歌っているのでしょうか?

ああ、ホテルの名前!先生のご指摘のとおり、パリの路地裏にひっそりと佇んでいそうな響きですね。「terminus」というタイトルですが、実はその名のとおり、「終着駅」という意味で名づけました。内容は…週末のベッドの上、愛しい人を想って眠れぬ夜を過ごすバッドガールのつぶやきです。歌詞はいつも、メロディと同時に響きとして浮かんでくるので、特に言語について意識はしていないのですが、日本語、フランス語、英語…と、その時のフィーリングによって移り変わってゆきます。

isogo bay
――少女時代、ブリュッセルに居たと聴きますが、やはりその頃からフレンチやベルギー産のテクノポップに触れていたのでしょうか?

はい。父親の仕事の関係で小学校・高校時代の計10年程、ブリュッセルで生活していました。でも、当時自発的に聴いていたのはクラシック、ジャズ~それからUKロック、フレンチポップスが主でした。スクールバスの中でさえ、ダッチ・テクノやトランスが流れているような環境だった故でしょう。家が厳しかったので、10代のころは深夜クラブに出かけることは許されていませんでしたし(笑)! 実は、テクノやテクノポップを意識して聴きはじめたのは、帰国後大学に通いだしてからなのです。それまでバンドでギターを弾いて歌っていた私にとって、TELEXやMIKADOとの出会いは、isogo shoujoとして活動をはじめる大きなきっかけとなりました。

isogo live on Aug. 6
――普段はOL活動をされているようですが、週末バッドガールとしてのテクノな活動予定などありましたら、教えてください。

はい。しばらくの間は音源づくりを試みる予定で、次回liveは冬頃に計画しています。DJ活動としては10/9(日)に下北沢altoto、10/29(土)にisogo shoujoオーガナイズのエレクトロパーティ"bad boy, bad girl vol.1"を横浜元町club Rimにて開催します。(ぜひ遊びにいらしてください!)

また、今後は友人のトラックメイカーとのコラボレーションや映画のナレーション等の活動予定もあります。詳細につきましては、isogoshoujo.comにてご確認いただけますと幸いです☆

isogo shoujo
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