アーティスト発掘
――正確には把握しきれませんが、このCDが初レコード(自主制作のCD-Rなどを除く)・リリースであるアーティストも複数いますよね。レーベルとしてアーティスト発掘や発表の場の提供という意義を大変感じます。ありがとうございます。スバラシイ音楽を作っているのにも関わらず、なにかと埋もれてしまいがちなクリエイターに対して少しでも発表の場として使ってもらえれば、と思っています。
――A.C.E.、technoboys(この2組は大阪でライヴを見せていただいています)、YOKOさん(某イヴェントでいっしょにDJしたことあります)など関西出身の人たちも参加しているのは、同じ関西人としては嬉しいです。
もっと全国から集めたいのですけどね。特に東京以外の人達はテクノポップ系のライブイベントなど皆無に等しいと思いますので、そういった場で飢餓感を持っている方々にも集まって欲しいです。クリエイター、リスナー両方に対して。
――ジーニアスがホストバンドの「テクノエレガンス」や「電脳マニアックス」などのテクノポップ系のイヴェントが特に東京では定期的に開催されていますが、一部のアーティストの方々は参加されていますね。今後、TECHNO 4 POPとして定期的にイヴェントとしても盛り上げようとする計画などは無いのでしょうか?
レーベル自体としてはイベントはまだ企画していないのですが、今回のvol.1の参加者のtechnoboysとフロッタージュからイヴェントをやりたい、とありがたい申し出がありまして、この2組主導でのイベントがそれぞれ4月8日と6月18日にあります。こういった参加者の方々が「T4P」と名を打ってイベントしてもらうのは大歓迎です。レーベルとしては、まずは音源制作に力を入れていく方針でいます。
続編も進行中!
――今回が「VOL..1」ですから、「VOL..2」「VOL..3」と続いて行ってほしいな思っております。現在、デモ音源も募集されていますが、改めてどんな音源を求めているかここで宣伝も兼ねて教えていただけますか?すでに「vol.2」「vol.3」に向けて動き出しております。今年の夏までには少なくとも「vol.2」は出ていると思います。募集している音源に関しては、どこかしらユーモアがあるものがいいかな? 「テクノ」と言いつつも機材や手法だけに留まらない、クリエイターのカラーやエゴが見えるような方に来ていただけると嬉しいですね。「オレの臭いを嗅いで見ろ!」てくらいの人とかね(笑)。自薦他薦は問いませんので、興味のある方は連絡ください。あと、コンピだけでなく、バンド単体のアルバムなども積極的に制作したいですね。
(また、今回参加されたアーティストの方々でアルバムなどをリリースされる折には、ぜひインタヴューさせていただきたく思います。ご協力ありがとうございました。)
【関連サイト】
◆TECHNO4POP
◆Sweep Record
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