一風堂を忘れるな!

【先生】一風堂も忘れてはいけませんね。アルバム『NORMAL』(1980年)では、タイトルからして「チャイニーズ・レゲエ」とかやっていますしね。

【山本】最大ヒット曲「すみれ September Love」収録のベスト・アルバム『LUNATIC MENU』(1982年)にも「ミステリアス・ナイト」「電動人形」(ともに1980年発表)のレゲエ・チューン二曲が収められていましたっけ。

【先生】一風堂の「ミステリアス・ナイト」(1980年)は、ザ・プラネッツ(The Planets)の『Spot』(1979年)〔ジャケ写は、2-in-1CD『GoonHilly Down/Spot』〕に収録の「Lines」と一緒に聴くと楽しさが2倍になります。どっちがどっちか分からなくなるくらい。ザ・プラネッツは、アートスクール系モダンポップ・バンド(ロキシー・ミュージックとかの流れ)のデフ・スクール(Deaf School)のスティーヴ・リンゼイがやっていたバンドです。ちなみに、同じデフ・スクールのクライヴ・ランガーは、後にマッドネス(Madness)なども成功させる名プロデューサーになっていますね。最近でもXTCスカ・ヴァージョンと言いたくなるDogs Die In Hot Carsを手がけて健在振りを発揮しています。

【山本】この辺りは先生の守備範囲ですね。元ネタ/カヴァー曲探しも面白そう。

【先生】Culture Clubの「君は完璧さ」は、日本語カヴァーもありますね。

【山本】元・一風堂で後に歌謡曲作曲家として大成した見岳アキラ(見岳章)がシングルでカヴァーしてるアレですね(1982年)。原曲の歌詞をほぼ無視した訳詞がとても素晴らしいです。あ、もちろん曲それ自体の出来も大変よろしいですよ。「♪君はカンペキぃさぁ~」

【先生】さて、次回はさらに日本のニューウェイヴ・シーンへと目を向けていきましょう。YMOにも深い関係がある一人のキーマンの存在が明らかになります。

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YMO(Sony Music)(今回、紹介したYMO関連のリリース情報もあり)

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