テクノポップ/テクノポップ関連情報

メガネ└□-□┘ジャケ展~Part 4 メガネはおしゃれだ!

今や、メガネは立派なおしゃれアイテム。メタル系はインテリ度があがりますが、黒ぶちはおしゃれ度がアップ。沖山メガネを初め、ニューウェイヴ時代にも多かったメガネな人。YMOもメガネ。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

おしゃれな黒ぶちメガネ

おしゃれな黒ぶちメガネで思い出すのは、ミカドのチェルキンスキー。ミカドのジャケはどれもアートワーク的にもステキで、このコンピ・アルバム『Mikado Forever』(1998年)のジャケも元はピエール&ジルによるシングルだった『哀しみのカーナヴァル』を使ったもの。

ピエール&ジル展

フレンチ・テクノポップの系譜と辿ると、ここにメガネ・ジャケの醍醐味的ジャケが! リヨン出身でZEでもリリースしていたMarie et Les GarconsからMarieが抜けたLes Garconsのシングル『Les Deux Amants』(1980年)。

special thanks to Mr. Okamoto of ORANGE-Lab.

おフランスの香りがするおしゃれメガネ日本男子と言えば、サエキけんぞう。ちょっとバタラフライ型の黒ぶち。KENZO SAEKE & The ELEKI MASSIVE名義での『Mad French Japanese』では、セルジュ・ゲンズブールを中心としたカヴァー集。ジャケは、ゲンズブールの『Le Poinconneur Des Lilas』をオマージュしていると思われます。

和風フレンチ・カヴァー

サエキけんぞうと言えば、テイ・トウワと反射的に思い浮かぶほど、二人は似ていると思う人はボクだけではないでしょう。岡八郎を師匠にもつ岡けんた・ゆうたの岡けんたと3人で歩いている姿を考えると、分身の術を使っているとしか思えません。テイ・トウワが吉本興業入りしたのも、岡けんたのせいではないかと思いたくなります。で、ジャケは、テイ・トウワのアルバム『Sound Museum』(1998年)。カイリー・ミノーグが歌う「GBI」・・・大好きです。

ブリブリ・テックハウスという分野を開発し、「Satisfaction」をヒットさせたイタリアのDJ、Benny Benassi(Presents The Biz Benassi )のアルバム『Hypnotica』(2003年)! 下半身直撃サウンドとはこれですね。最近の黒ぶちメガネ・ジャケの金字塔。

エレクトロクラッシュというハイプな言葉(商標)を生み出したラリー・ティも黒ぶちメガネDJ。こちらは、彼がセレクトしたミックスCD『The Electroclash Mix』(2003年)。前述の「Satisfaction」も収録。

エレクトロクラッシュとは?
エレクトロクラッシュ第2章

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