1976年にパリジャンであるピエールとジルはパーティで出会い、恋に落ちてコラボレーションを始める。彼等についてのドキュメンタリー映画『ピエール&ジル:LOVE STORIES』(写真右)も製作されました。

ピエールが写真をとり、ジルがレタッチ処理をする。美を追求するあまりに、不自然なほどに欠点のない滑らかな肌。でも、デジタルな処理では生み出せない、不思議なアナログ感。キッチュ、エロチシズム、ゲイ・カルチャー、宗教的要素で構成される孤高のアート。


比較的安価でアート、デザイン、サブカル系の本を出版するTASCHENからも『Pierre et Gilles』(写真右)が出ています。これから紹介する人たち以外にも、マイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンス、イギー・ポップ、ボーイ・ジョージ、菊地桃子(?)等の有名ミュージシャン、そしてカトリーヌ・ドヌーヴ、ジャン・ポール・ゴルチエ等も題材としています。


ミカド『ミカド』(1984年)
2001年11月にノンスタンダードからの再発シリーズとしてミカドの『冬のノフラージュ』(12インチ2枚分となる4曲入りミニアルバム)がリリースされましたが、こちらの『ミカド』は、細野晴臣がエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされているノンスタンダードからリリースされたアルバムです。

ミカドは、パスカル・ボレーとグレゴリー・ツェルキンスキーからなる、キッチュな男女二人組。正に、ピエール&ジルの世界とオーヴァーラップします。ミカドのようなテクノでアコースティックでパーカッシヴなフレンチポップ的ユニットを1984年に発掘した細野晴臣のアンテナ的感性には、脱帽します。ピチカート・ファイヴもいたノンスタンダードは、ある意味でのアーリー渋谷系。


『MIKADO FOREVER』(1998年)
ノンスタンダードからリリースされたシングル『哀しみのカーナヴァル』(作品としてのタイトルは「A la Fenêtre」)のジャケにも使用されていたものですが、ミカドの再発編集盤『MIKADO FOREVER』のジャケとしてリサイクルされています。