中華風勘違いなTOKYO
ミュンヘン・ディスコの女王、ドナ・サマー(Donna Summer)のアルバム『She Works Hard for the Money(情熱物語)』(1983年)でも、「Tokyo」というタイトルの曲があります。アルバム・タイトル曲のプロモ・ヴィデオは良く見た覚えがありますね。余談ですが、NY出身のヨーロッパのアンダーグラウンド・シーンで活動するブレイクコア系のジェイソン・フォレストは、「Donnna Summer」という名義でアルバム『To All Methods Which Calculate Power』(2004年)を発表。リリース元は、大阪のOMEKOレーベル・・・死にそうにバカです。プッチモニ。の「ちょこっとLOVE」のカヴァーもしていたMalinとVeronicaのデュオ、スマイル.dk(smile.dk)。dkというからデンマーク出身と思っていたのですが、スウェーデンでのキャリアが長いようです。サード・アルバム『Golden Sky』(2002年)では、ユーロダンス系では定番とも言える勘違い系中華風ディスコ「Tokyo」を収録。同様に、日本語ソング「ど~も、ど~も、ど~も」なって曲もあり、親日家ぶりを発揮。
◆トリビュート to モーニング娘。
エレクトロ・リヴァイヴァル系のAnthony Rother(WIRE04で来日)のプロジェクト、Little Computer People。そのままやないかというヴォコーダー全開のアルバム『Electro Pop』(2001年)に「Tokio」が収録されています。沢田研二のカヴァーではありませんが、とってもエレクトロ。
東京ではなく江戸ですが、許してください。ミッジ・ユーロの全盛期アルバム『The Gift』(1985年)には、「Edo」という3分弱のインスト曲が収録。前半は重厚なシンセなんですが、途中に琴とか尺八が出てきます。(thanks to 荒純也さん)
【変なものコレクション】
◆TOKYOソング~第1回
◆日本語で歌う洋楽~第1回
◆日本語で歌う洋楽~第2回
◆日本語で歌う洋楽~第3回
◆日本語で歌う洋楽~第4回