テクノポップ/海外のテクノポップ

せつないノーウェジアン・ポップ(2ページ目)

FUJI ROCKにも出演するロイクソップをはじめとした、森だけじゃないもっと評価されるべきノルウェーのアーティストに注目。胸キュン・ポップ・エレクトロニカへの誘い。せつなく、たたずむレノ君。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

ノルウェー語で「林檎」という意味のインスト『Eple』(2001年)の不思議な乗りのよさ。グルーヴ感が溢れる普遍的なエレクトロニカ。2003年に再発リリース。

動物園に幽閉された「かわいそうなレノ」を歌った『Poor Leno』(2001年)は、ロイクソップならではのファンクトロニカ(ファンク+エレクトロニカ)に仕上がっています。PVにも登場する「レノ」は、キャラとしてもかわいく日本人好みだと思います。『Remind Me』が注目浴びた後、2002年に再リリース。アルバム・ヴァージョンはあっさり系。

チルアウトしたクラフトワークの「The Model」と評したくなる彼らの代表曲となったサード・シングル『Remind Me』(2002年)。「Poor Leno」に引き続き、この曲のヴォーカルも、同じノルウェーのアーランド・オイエ(後で説明します)。北欧の科学の教科書のような(見たわけではないが、イメージとして)プロモ・ヴィデオも素晴らしい。「One More Time」に匹敵するエレクトロニカ界のダフト・パンクと比喩したくなる。2003年には、『Sparks』をシングルとしてリリース。ゲスト・ヴォーカルはベル・カントのアネリ・ドレッカー嬢。

Royksopp(PVも見れる)
VIVAPLUS.TV(ヴィエナでのライヴ映像)
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます