90年代テクノ・アイドル、フーミンこと細川ふみえです。YMO再生の頃、Vol.2で終了した「ピコエンタテイメント」というテクノmeetsアイドル的雑誌では、宍戸留美とともにテクノドールと紹介されていました。小西康陽・作詞作曲、福富幸宏・編曲のシングル『スキスキスー』(1992年)です。
こちらは、『スキスキスー』も収録した小西テクノ歌謡爆裂の6曲入りミニアルバム『SUKI SUKI スキャット』(1992年)。CDにキスマーク入りカヴァー付いていますが、外しました。
シングル第2弾の卓球テクノ歌謡『にこにこにゃんにゃん』はもっていないので、第3弾のシングル『だっこしてチョ』(1993年)を紹介。ピエール瀧のマニアックな作詞に石野卓球+犬先生の作曲と朝本浩文の編曲。「ピコエンタテイメント」でのインタヴューによると、フーミンは子供の頃、立ちしょんをしようとして、その現場を友達のお母さんに見られて、告げ口されて、母親におしりを叩かれたらしい。おちゃめなフーミン。
『ポチに八つ当たり』(1994年)では、アニマルなフーミン。大槻ケンジが作詞した動物非愛護ソング。可哀想なポチ。そして、ラスト&オンリーのフルアルバム『HIT & HEAL』(1994年)で有終の美。後に『夢見るシャンソン人形』をトリビュート・アルバム『Gainsbourg Tribute '95』(1998年)でカヴァーしますけど。