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新たな出会いをもって歩き始めたセレン(3ページ目)

「セレンが配信でデビュー!」という情報を聞きつけた私は、早速インタビューを申し込み、久々にLIVEを見に行った。そこには新たな出会いをもって自分の足で歩き始めたセレンがいた。

執筆者:常木 晴亮

新たな出会いをもって展開されるLIVE ~ 必見です

ガイド:
そうは言いつつも実は、配信シングルが新しいマテリアルじゃない事を知った時点で、インタビューの打診は時期尚早だったかなとも思ったんです。でもね、こないだのLIVE(2008年11月30日 渋谷Wasted Time)を見てその気持ちが吹き飛んだんですよ。

演奏に結構唄わされてたし、MCも上手いこと喋らされてたじゃないですか。関西弁も自然に出たりして。あれがね、ようやく等身大のセレンが見れた気がして、とても良かったんです。あのメンバーは、あの楽しい2人組は(笑)どういう人達なんですか?

DECADE
ギターの金子君(老けて見えますね)
ではなく、
ベースのテツ(理論も有り)、でもなく、
セレンのハリネズミちゃん(メス)
写真提供:セレン
セレン:
(笑)ギターの金子(ひさし)君は、僕の大阪時代の知り合いのバックで弾いていた人で、格好いいギタリストだなって思ってたんです。それはもう数年前の話なんですけど。

で、その知り合いの人から「今度あのギタリストが上京するから何かあったらよろしく」みたいな話をもらってて。それで連絡取ってリハしてみたらバッチリで。

ガイド:
歳はどの位違うんですか?

セレン:
同じですね。向こうが学年で1こ下なのかな。

ガイド:
1こ下?金子さんは老けて見えますね(笑)。LIVEの後にちょっと話を聞いたら結構今時無い感じの苦労人、というか経験者で。なんかキャバレーのハコバンとか。

セレン:
キャラ的にも良い意味でアクがありますしね。演奏もすごくエモーショナルで、それでいてプリミティブな部分もちゃんと残している人で。ベースのテツ(三重野てつろう)は金子君に紹介してもらって。「良いベースおらん?」って訊いたら5弦で凄いのがいるって事で。

金子君は時に(良い意味で)ラフな部分もあったりするんですけどテツは理論もあるし、とてもしっかりしてるんです。だからバランスは良いですね。

ガイド:
すっごく良いですよ!このメンツでなら1st.の楽曲から最近の楽曲まで行き来出来るんじゃないですか?これはなんだか上から目線みたいに聞こえるかもしれないけれど「ようやく自分の足で歩き始めたな」って感じがしたんですよ。これからが楽しみですね!

セレン:
自分の足で……まさにそういう感じですね。楽しみです、自分でも。

■ 2008年12月26日 恵比寿のとあるカレー屋さんにて


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