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新たな出会いをもって歩き始めたセレン(2ページ目)

「セレンが配信でデビュー!」という情報を聞きつけた私は、早速インタビューを申し込み、久々にLIVEを見に行った。そこには新たな出会いをもって自分の足で歩き始めたセレンがいた。

執筆者:常木 晴亮

色んなものにインスピレーションをもらって
~ デジタル・デビュー & More Works

DECADE
セレン デジタル・デビュー曲『DECADE』
録音メンバーは
Vo,Ag:セレン
Eg:平泉光司 (COUCH)
Bass:伊賀航 (lake)
Ds:鈴木達也
P,Or:大山泰輝
Key,Programing:中山努
ガイド:
今回の2曲の配信シングルは、録音は結構前のものですよね。前にMySpaceで聴けるようにしてくれてた時に“デモ”って書いてあったけど、でもこれ(苦笑)、デモっちゃデモだけど、デモと呼ぶには豪華すぎですよね。

セレン:
(笑)これは元々、あるプロデューサーに仕上げてもらおうと思って録ったものなんです。これは時間もかけて本格的に作ったから、いずれ何らかの形で出したいねって話はしてて。

ガイド:
ああ、そうだったんですね。しかし僕が見た数回のLIVEでも、こうして音源にならない内に演らなくなってしまった曲が結構ありますけど、曲はどんどん出来るタイプですか?

セレン:
そうですね。色んなものにインスピレーションをもらって。

ガイド:
なんか劇団(kikyu-sen)の脚本もやってましたよね。あれはどういった経緯から?

セレン:
あれは仕事というよりは“お手伝い”という感じで始まったもので。スタッフも含め女性ばかりの劇団なんですけど、セリフに詩的な、日常会話とはちょっと違う表現が欲しいということで僕に話が来て。

ガイド:
セレンさんは歌詞も映像的ですもんね、言葉のチョイスとかが。

セレン:
でも脚本は時間もかかるし、難しいですね。自分なりにやってみましたけど、完全に演劇モードに入らないとダメなので色んなものとの両立が難しいんです。例えば今日脚本やって明日作曲、っていうような切り替えがきかなくて。

ガイド:
なるほどね。でもそうやって、写真も撮ります、脚本も書きます、作曲もして歌も歌いますっていうのがこう……スマートすぎて本人の苦労とか努力が見えにくいんですよね、セレンさんって。そういうのが見えればいい、という訳でもないんですけど。僕が最初の記事に書いて御本人に若干のひんしゅくを買った“甘めのルックス”の件も含めて、なんか“小器用なヤツ”って事で片付けられちゃうのが嫌なんですよ。

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