ピアノ&ヴォーカルジャズのひとつの完成形
■第5位:ダイアナ・クラール『ホエン・アイ・ルック・イン・ユア・アイズ』ダイアナ・クラール『ホエン・アイ・ルック・イン・ユア・アイズ』 1999年 1. レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス 2. デヴィル・メイ・ケア ほか |
クラールはカナダ出身。15歳から演奏活動を開始していた彼女は17歳でバークリー音楽院に入り、卒業。レイ・ブラウン(b)と知己を得て、メジャーデビューへの道を歩み始めました。
彼女の演奏技術は非常にしっかりしているし、歌も、基本をしっかりと押さえた、安心感のあるもの。いわゆるキャラクターで聞かせるタイプではありませんが、お洒落で、キレのある演奏を安定して聴かせてくれます。 本作は1999年発表で、その年のグラミー賞にもノミネートされました。「レクサス」のキャンペーンでの起用もあって日本での知名度もアップしてきた彼女の今後は要チェックです。
4位はトロンボーンの新星のメジャーデビュー作