「デーマンゲーセン」って何?ジャズ業界で使われている業界用語、色んな言葉が出てきますが、実は簡単なルールに則って話しているだけ。ルールがわかれば意味不明な会話も、すべて理解できます。では、どんなルールなのでしょうか? 【数字】 音楽業界だけあって「数字」は、音階に当てはめます。しかもドイツ読み。
で、これをドイツ読みすると「ツェー・デー・エー・エフ・ゲー・アー・ハー・ツェー」。これを数字に置き換えます。 では、冒頭の「デーマンゲーセン」とはどういう意味でしょう。「マン」と「セン」はそのまんまです。「万」と「千」です。もうわかりましたね?「デー」は「2」、「ゲー」は「5」なので、答えは「25000」です。
【その他】 もう「その他」です。あとは「逆さ読み」だけです。「ジャズ」を逆さ読みしてみましょう。そう「ズジャ」ですね?でもそれでは語呂がよくない。「ジャズ」は「ズージャ」となるのが正解。 では「ギター」は?その通り!「ターギ」です。それでは「ピアノ」は?「ノピア」?「アノピ」?正解は「ヤノピ」です。「ピヤノ」って言う人いますよね?それをひっくり返してるのです。
【使用上の注意】 逆さ言葉は、やたらめったら使うものではありません。さりげなく使用しましょう。もし多用したいのであれば、それなりの覚悟が必要です。業界にどっぷり染まる覚悟で、挨拶には常に握手を交わす、「イエ~イ!」と大きな声で言う・・・等、伝統的マナーを厳守しなければなりません。 ここではお話できないような言葉も数多くあります。 皆さんも身近にいる諸先輩方に教えてもらって下さい。 |
文章: 佐久間 啓輔(All About「ジャズ」旧ガイド)
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