Cakewalkの新世代キーボードA-PROシリーズ

第3世代となるRolandのUSB-MIDIキーボード

CakewalkブランドのUSB-MIDIキーボード・コントローラ、A-PROシリーズ

先日Rolandが春の新製品発表会を開催し、シンセサイザやドラム、エフェクタ、そしてDTM製品などさまざまな製品を発表しました。

そのひとつとして登場したのがA-PROシリーズというUSB-MIDIキーボード・コントローラです。
　　　A-300PRO
　　　A-500PRO
　　　A-800PRO
の3モデルとなっており、それぞれ32鍵、49鍵、61鍵とサイズの異なるものとなっています。

上が前モデルのPCR-300、下がA-300PRO

ご存知の方も多いと思いますが、Rolandではこれまでも同様の3モデルの製品が存在していました。最初に登場したのが、2002年発売の
　　　PCR-30、PCR-50、PCR-80
という製品群。そして、2007年にはそれを大きくリニューアルした
　　　PCR-300、PCR-500、PCR-800
が発売されました。それから3年、Rolandとしては第3世代となるUSB-MIDIキーボード・コントローラを発売することになったのです。

ノブ、スライダーなど45系統の操作子を装備

操作子の数はノブやスライダー、ボタンなど45系統となる

今回、借りることができたのは32鍵モデルのA-300PROですが、ほかの2モデルも鍵盤数が異なるだけで、コントロール・サーフェイス機能的にはまったく同じです。

キーボード以外の部分がほぼコントロール・サーフェイスであると考えていいわけですが、操作子の数としては45系統となるようです。写真を見るとわかるように、9つのノブ、フェーダーなどとして利用できるスライダーが9つ、トランスポート・コントロールに対応した録音、停止、再生などのボタン類などが揃っています。

さらにホールド・ペダルやエクスプレッション・ペダルなどを接続することも可能で、これらのペダルにもMIDIメッセージを割り当てることが可能になっています。