新パッドを採用したDTXのフラグシップモデル
DTX-PADという新開発のパッドを採用したDTXシリーズのフラグシップモデル |
現在入門機のDTXPLORER、スタンダードモデルのDTXPRESSがありますが、最上位のフラグシップモデルとして位置づけられるのが、今回登場したDTX drum
DTX950K
DTX900K
です。定価がそれぞれ698,250円、567,000円と一般人が簡単に手を出せるものではなさそうですが、発表会の会場で試演させてもらったところ、なかなか気持いい叩き心地でした。最大の特徴は、DTX-PADという新開発のパッド。Rolandは特許をとっているメッシュ素材のパッドを前面に打ち出していますが、DTX-PADは特殊複合材料と独自成型技術によって作った「テクスチャード・セルラー・シリコン・ヘッド」を採用したものとなっています。指で触ると、ウレタンのような感触ですが、叩くとアコースティックドラムのような感覚が得られるものとなっています。その一方で、ヘッドフォンをはずすと、非常に静かなユニークな素材となっていました。
SCMテクノロジーを採用したステージピアノ
SCMテクノロジーを採用したステージピアノ、CP1。 |
CP1(定価:525,000円)
です。
これまでYAMAHAはさまざまなエレピを出してきましたが、このCP1はSCM(スペクトラル・コンポーネント・モデリング)という技術を搭載した新たな音源となっています。SCMはモデリング技術とサンプリング技術を融合させたもので、楽器ごとに発音方法が最適化され、楽器本来の持つ幅広いダイナミクスとスムーズな音色変化を表現できるものだそうです。
ご存知のとおりYAMAHAはアコースティック楽器の世界的メーカーでもありますが、CP1はアコースティックピアノの加工技術を生かした新開発の木製鍵盤を採用し、アコースティックピアノのような弾き心地を実現したというものになっています。