DTM・デジタルレコーディング/DTM・デジタルレコーディング新商品情報

新製品にはみんなCubase AI 5が付いてくる

先日、YAMAHAが新製品の発表会を行いリニアPCMレコーダー、エレクトロニックドラム、ステージピアノを発表しましたが、いずれにもバンドルされていたのがCubase AI 5です。改めてこのDAWに注目してみましょう。

藤本 健

藤本 健

DTM・デジタルレコーディング ガイド

DTM(デスクトップ・ミュージック)という言葉が生まれてから20年以上が経ちました。それ以前からずっとこの分野を追ってきましたが、技術の進歩に伴いPCでできる音楽制作の幅はどんどん広がってきています。その長い経験と技術知識を元に、DTM・デジタルレコーディングのノウハウや情報を分かりやすくお伝えしていきます。

...続きを読む

YAMAHAが新製品発表会を開催

DTX drum
YAMAHAの新製品発表会では、DTXを神保彰氏が演奏する形で披露された
1月20日、YAMAHAが東京・原宿で新製品の発表会を開催しました。

今回発表したのは、1月14~17日に米国・アナハイムで開催された楽器の祭典、The 2010 NAMM Showで発表した製品の日本でのお披露目といった意味合いのもの。大きく3ジャンルの製品群の発表となりました。

まずは24bit/96kHzに対応したリニアPCMレコーダーを2機種。そして、YAMAHAのエレクトロニックドラムであるDTX drumsシリーズのフラグシップモデル2機種、ステージでの演奏を目的とした木製鍵盤を採用したステージピアノのフラグシップモデル1機種の計5機種です。


DTX drum
ステージピアノCP1は、井上鑑氏がさまざまなエレピ音色を使っての演奏を披露した
この発表会にはカシオペアのドラマーであり、ソロでも幅広く活動している神保彰氏、そしてキーボーディストであり、作曲家・アレンジャーなどとしても活躍する井上鑑氏の2名がデモンストレーターとして、DTX drums、ステージピアノを演奏し、ミニライブを披露してくれました。

この一見無関係に見えるこれらの新製品に、ひとつ大きな共通点があるのです。それが、すべてにDAWソフトであるCubase AI 5がバンドルされていること。今回はその背景などについて考えてみましょう。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます