DTM・デジタルレコーディング/オーディオインターフェイス

MAD系プラグイン、Ohm Force(4ページ目)

フランスのプラグインソフトメーカー、Ohm Forceが開発するMAD系というか変態系のプラグインエフェクト&シンセサイザ。とあるキッカケで使ってみたのですが、やはりかなりすごいものでした。

藤本 健

執筆者:藤本 健

DTM・デジタルレコーディングガイド

まさに変態系サウンドのエフェクト群だ

Ohm Force
ディストーションのPREDATOHM。ただ、いわゆるディストーションとはかなり別のエフェクトだ
続いて、ディストーションの“PREDATOHM”やディレイの“OHMBOYZ”などエフェクトのほうも一通りインストールしてみました。

これらにもすべてfunky skinとclassic skinのそれぞれが用意されており、インストール時に選択できるようになっています。そして、音を出してみてビックリ。いわゆるディストーションやディレイといったものではありません。まさに変体系サウンド作成ツールなのです。

普通にディストーションだと思ってギターを弾いてみたら、トンでもない音が飛び出してきます。確かに、デフォルト設定されているプリセットは、比較的シンプルなディストーションサウンドだったり、ディレイだったりするのですが、別のプリセットを選ぶと、これでもかというほどのトンでもない音が……。


Ohm Force
ディレイのOhmBoyz。こちらも、かなり変態系?なエフェクトとなっている
普通のエフェクトを求めている人には決してお勧めしませんが、とにかく変わった音を作り出したいと思っている人には、ぜひ使ってみてほしいエフェクトです。funky skinでMADな雰囲気で使うのもいいですが、それぞれのエフェクトはかなりしっかり設計された強力なエフェクトのようで、classic skinで見れば、論理的に考えながら音を作っていくこともできます。

また、各パラメータはMIDIコントロールサーフェイスを用いて動かすこともできるので、演奏中にリアルタイムに音を変化させていくといったことも自在にできそうです。

いずれのプラグインもデモ版が用意されており、機能制限なしで6~8時間程度使うことができるので、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?


【関連サイト】
Ohm Forceホームページ
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